2011年3月17日木曜日

2011年3月7日月曜日

2011 Official Baseball Rules

2011年 公認野球規則
今年は、ブルーの表紙です

昨年1月に日本野球規則委員会から
(1)~(17)の改正の発表がありました。

そのなかでも特に

①球審の妨害
②捕球後にデットラインを超えた
③打者走者が打球に触れた
④バッターボックス内での妨害

この4つの改正が、直接プレイに関係しそうなので
抜粋し、昨年との違いを考えてみます。

先ずは・・・①
2・44(C)審判員の妨害-(1)
《盗塁を阻止しようとしたり、塁上の走者をアウトにしようとする》が追加


2・44(C)、5・09(b)ともに
《【原注】捕手の送球動作には、投手への返球も含む》が追加


例)
無死1塁、初球ストライク後、
捕手が投手に返球しようとした時球審の身体に、
捕手の腕が当たり送球が逸れ1塁走者が、
それを見て2塁へ到達した場合

☆5・09(b)により、ボールデット、走者は1塁へ戻る

2010年までは「捕手の送球動作を、球審が・・・」でしたが
今回の改正で、捕手の送球動作の”範囲”が、
より明確な表現になりました。


次に・・・・②
5・10(f)【注】我が国では、正規の捕球後、
野手がベンチに踏み込めば、ボールデッドとし、
各走者は野手が踏み込んだときの
占有塁から一個の進塁が許される。


6・05(a)【注】我が国では、正規の捕球の後、
野手がダッグアウトまたはボールデッドの箇所に
踏み込んでしまえば、ボールデッドとする。

7・04(c)【注】我が国では、正規の捕球の後、
野手がダッグアウトまたはボールデッドの個所に踏み込めば、
ボールデッドとし、各走者は野手が踏み込んだときの
占有塁から一個の進塁が許される。


この3項の【注】が削除されました。

例)
少年野球の試合、フェンスなどの柵は無く、
デッドラインを引いた、学校のグランドで
1死3塁、打者の打球は3塁ベンチ付近への飛球
3塁手はデッドラインの内側で捕球したが
勢い余って、デットラインを超えてしまった場合

昨年までは、デットラインを超えてしまえば
捕球は認められ、打者はアウトとし

◆「ボールデット・走者に1つの安全進塁権を与える」でしたが

今回の【注】削除により、デットラインを超えても

☆倒れ込まない限り「インプレイ」となりました。

続いて・・・③
6・05(g)を次に追加する

《ただし、打者がバッタースボックス内にいて、
打球の進路を妨害しようとする意図がなかったと審判員が判断すれば、
打者に当った打球はファウルボールとなる》


最後は・・・④
6・05(h)に次を追加する
《ただし、打者がバッタースボックス内にいて、
打球の進路を妨害しようとする意図がなかったと審判員が判断すれば、
打者の所持するバットに再び当った打球はファウルボールとなる》

☆③・④については
バッターボックス内での、打球に対する”打者の妨害”の
解釈を明確にする条文が追加されました。

あくまでも、個人的に4項だけを抜粋してみましたが
実際には、17項の改正がありますので
「2011年 公認野球規則」で、確認してくださいませ!




2011年3月4日金曜日

2人制トレーニング:B

2人制トレーニング:B
《走者無》
:ライト・ライン側への飛球

次に行われたトレーニングは、打球判定はBUが行う
いわゆる「トラブルボール」のケースです。

ファアなのか?ファウルなのか?
キャッチなのか?ノーキャッチなのか?

このような打球に対して、BUは出来るだけ近くで
確認するため、打球を追ってinf外に飛び出します。



:BUは、リードステップを用い反転し
打球と野手の動きを見てから「ゴーアウト!」

:PLは、打球方向にスタートを切り
BUに”声”で「ランナーOK!」と答え
打者走者の1塁触塁を見るため
1-3塁間仮想ライン・マウンド1塁側付近まで
全速力で走り、ワーキングエリアに入る

この場面で講師の方から、かなりの頻度で
厳しい声のアドバイスが聞こえました。

☆ここまで来て見る!

☆次のプレイもあるぞ!

☆プレイに間に合ってない!

打者走者は、次の塁を狙うのに全力疾走!
PLも全力で走らないと間に合わないのは当然です。

特に、1塁での触塁を確認する「場所」まで
一気に駆け上がらないと「次のプレイ」に対応出来ませんので
講師の声も一段と激しく強く聞こえて来ました。

この講習会では行われなかった
「走者無、センターから左翼寄の打球」の打球判定は
PLの責任範囲ですが、トラブルボール時は
《1-3塁間仮想ライン・マウンド3塁側付近》まで
駆け上がり判定しますので、PLは打球方向に
先ずはスタートを切る習慣を身につけたいですね。


ここまでの動きは、通常「2塁打」と言われるケースですが
打球がフェンス際まで達したり、走者の足が速かった時は
「次の3塁でのクロスプレイ」も十分考えられます。

:PLは、ワーキングエリア内で次のプレイを読み
ボールも見ながら、3塁のプレイに備える

*3塁への送球は、背後からくる形になるので
送球ラインと送球の質に注意し、ポジションを取る


:BUは、走者が2塁へ達したら本塁のプレイに備える
(ランダウン・プレイが無いと判断)
「ホームOK!」と声でしっかり伝える

☆ボールを見る時は、走る速度を調整し
 時には、スタンディング状態で読み
 プレイが確定したら、最後に「セット」で静止!

☆ドタバタ止まらない!「GO-STOP-CALL」の実践!

PLは、走者に負けじと、マウンド廻りを走り
BUは、外野から一騎駆けのように本塁へ

みなさん大変そうでしたが、イイ顔に見えました。

刻々と変化するプレイを読み!
常に先回りして次のプレイに備え!
お互いに声で連携しあう!

とても見応えがあるシーンの連続でした!(^^)!

2011年2月26日土曜日

2人制トレーニング:A

《走者無》
:ライト側へのイージー飛球の場合
2人制の場合は、二人で全てのジャッジを行いますので
「だれが?何をみるのか?」の責任分担を明確にし
二人で効率よく動く必要が3、4人制よりも要求されます。

そこで責任を分担するのにために
最初に「打球判定」をするのが誰か?を決めます。

「審判メカニクスハンドブック」では

・・・走者無の場合・・・

①中堅手より左の打球は、球審が判定
②中堅手より右の打球で
イ・・・塁審がゴーアウトし判定
ロ・・・球審が判定

PL(球審)か?、BU(塁審)か?

この見極めが「2人制」の【ミソ】です!

そして”コツ”がポーズ・リード・リアクト】です
Pause(ポーズ):打球が打たれたら”一瞬”その場に留まる
Read(リード):打球から目を切り”野手の動き”に注意を傾ける
React(リアクト):次のプレーを”読み”効率的に行動する

では実際のトレーニングを見て感じたことをまとめると


1:打球が飛んだら
PL:打球を見ながらスタートを切り、BUを見る
BU:リードステップで、打球とPLを見る

*野手の動きに注意しながら打球の”質”を判断
*PLは打球とBUを見ながら、その後の動きに対応

2:イージー(完全な安打も)なら
BU:「ランナーOK!」とピボットターンで
内野内に切り込み、走者をマークする
PL:「ボールOK!」で打球判定を行う。

3:BU:マウンド後方の「ワーキングエリア」内で
走者の動きを読み、1-2-3塁のプレイに備える
PL:打球判定後、本塁のプレイに備える。

こんな感じに表現できると思います。


PLはとにかく打球方向にスタートを切り
BUの動きに合わせて、次の行動に移行します。

まず打球方向にスタートすることも、
内野内に切り込むピボットターンも
4人制でも「基本」とされる動きなので、参考になりました。

講師の方はそれ以上に「声のコミュニケーション」を
強調されていて受講生の方々も、戸惑っていた感じでした。

わたしも普段4人制で行うことが多いで、
「声」の意識は低いのですが
2人制では「後ろのパートナー」を眼で確認する余裕もないから
やっぱり「声」が重要になるんでしょうね!

BU:「ゴーアウト!ランナー頼んだぞ!」
PL:「OK!ランナーは任せろ!」

こんな感じで、パートナー同士が声を掛け合い
信頼しながら動けたら、最高に楽しいんでしょうね~v(^^)v

2011年2月25日金曜日

やっぱり基本は「2人制」

先週、となりのK市にあるJR東日本グランドで
「全国社会人野球審判講習会」が行われていました。

各地区から選抜された精鋭の審判員達が受講する
日本で行われる、アマチュア野球では最高水準の審判講習会です
講師の方々も日本を代表する国際審判員クラスが行います。

そんなハイレベルな講習会に参加

・・・できる訳がないので^^

3日間の開催中、1日数時間だけでしたが
しっかりフェンス越しに、覗いてきました!

・メイングランド・・・2人制の動き
・サブグランド・・・本塁周りでの、打者と捕手のトラブル
・室内練習場・・・3-本間の狭殺プレイ時のトラブル

講習会とは「見る」ものではなく
「受ける」のが本来の姿ですが
見るだけでも大変勉強になる講習会でした。

その中でも、1番気になったのは
メイングランドで行われていた「2人制」です

このレベルの方々でも、講師の方から大きな声で注意されています
この「言葉」が、いたってシンプル

☆もっと声を出して!コミュニケーションが大事!

☆ボールはひとつ!しっかり次のプレイを読んで動く!

☆プレイに、間に合ってない!先に動いて!

☆先に移動して!しっかりストップ!

☆「スタンディング」でプレイを見て!最後はしっかり「セット」で見る!

ほとんどが、こんな感じの「基本行動」を繰り返し強調してました。

そして実践したのは、この3ケース限定でした

A:走者無:ライト方向イージーフライ
B:走者無:ライト方向トラブルボール
C:走者1塁:左中間長打

この3パターンを繰り返し行っていたってことは・・・

この3パターンが「基本」ってことですよね!

しっかり内容を盗み聞き、メモを取ってきましたので
後日紹介したいと思います^^


ところで・・・

講習内容をここに記しても大丈夫なのかな?

2011年2月17日木曜日

「週末の野球審判に於ける基本行動運動に伴い生じる、 筋肉痛及び肉体疲労に関する 、アミノ酸摂取による予防措置効果 の検証」2

【検証結果】
翌日7:30起床
特段に痛みを伴う部位は無い感じではあるが
腰~臀部~太腿~膝~脹ら脛の
なんともオモダルイ感は否めないが
加齢により筋肉痛が翌日より遅れて
翌々日に生じる事もあるので経過観察

昨年までの経験で、シーズン当初の1日2試合後は
翌日、午後から翌々日にかけて急激に痛みや張りが
生じてくるケースがほとんどであった
今回は、球審2試合で450~500回程度の
スクワットを行ったと同等な動きをしたので
通常の歩行も困難になるほどの
痛みや張りをある程度は覚悟して居たのだけれど
月曜日・火曜日ともに多少の張りは感じるが
痛みを伴うような事は無かった。

よって、実験結果は

アミノ酸(BCAA)を適度に摂取すれば、
審判の基本行動「GO-STOP-CALL」など
過度の運動に伴い生じる筋肉痛を
かなりの割合で軽減させる事が可能である

と、証明できる結果となった。

BCAA摂取量により、効果に違いは生じると思われるが
運動前・中・後と、合計5700mg摂取した事が
筋肉痛の軽減効果を発揮した要因の一つを推測される



【追加実験】
火曜日は、とくに運動もせず過ごし養生に努め
水・木曜日に「疲労度合」を確認する為7.4km走を行う。
今回もアミノ酸を摂取し、効果を体験する

サンプルA

「アミノバイタル」SUPER SPOPTS

ゼリー飲料:内容量:100g
バリン:600mg
ロイシン:900mg
イソロイシン:700mg
BCAA・2200mg《1:1.5:1.1》
クエン酸:1200mg

サンプル2
「パワープロダクション」ドリンク250ml

走行前に、サンプルAを摂取
走行後に、サンプル2を摂取

《水曜日》 
所要タイム:47分29秒
平均ペース:6分25秒/km
・・・寸評・・・
筋肉痛は無いものの、体全体が重い感じで、途中歩く所も・・・

《木曜日》
所要タイム:50分14秒
平均ペース:6分47秒/km
・・・寸評・・・
筋肉痛は感じ無いが、前日よりも明らかに体が重い
途中から、特に膝周辺に力が入らず、歩く場面が多かった。

【結論】
昨年末から、週3~4回ジョグ&ウォークを始め
日々のタイムを計測し集計してあるデータから比較すると

水曜日は、何とか平均ペースで、走ることが出来たが
木曜日は、同じペースで、走る事は出来なかった。

そして、今日・・・
階段の上り降り時に、膝に軽い痛みが生じました。
腰や太腿なども昨日よりは、強い張りを感じています
BCAA総摂取量は「4200mg」あり、有効な量と考えられるが
明らかに”疲労は蓄積”されていると実感しています。

BCAA摂取により、筋肉痛は軽減出来たとしても
蓄積された疲労の回復効果は余り期待出来ないと思われる。

年齢と共に基礎体力が低下しているのと同じように
肉体疲労の回復力も、かなり落ちているのでしょう。

特に、膝周辺が疲労し痛みも生じたので
関節痛の可能性も十分考えられます・・・

って事は・・・

次回のテーマは

「グルコサミン&コンドロイチン」?か・・・^^

2011年2月16日水曜日

「週末の野球審判に於ける基本行動運動に伴い生じる、 筋肉痛及び肉体疲労に関する 、アミノ酸摂取による予防措置効果 の検証」

【趣旨】
アミノ酸(BCAA)を摂取し、審判活動後に生ずる
筋肉痛及び疲労の軽減効果を検証。


【実験日時】
2011年02月13日(日)10:00~12:00、13:00~15:00

【実験場所】
千葉県N市○□△中学校グランド
・天候:晴
・グランド状況:超重、重

【対象試合】
M市☆中学校野球部vsN市○中学校野球部:練習試合

参照「全員野球~はじめの一歩~」

【実験対象者】筆者
1967年生44歳、男性、身長173cm、体重70kg、


【サンプル・アミノ酸】
1:「即効元気」ゼリー飲料180g
バリン:235mg
ロイシン:330mg
イソロイシン:235mg
BCAA・800mg《1:1.4:1》
ローヤルゼリー:100mg
クエン酸:1000mg

2:「パワープロダクション」ドリンク500ml
バリン:1143mg
ロイシン:1714mg
イソロイシン:1143mg
BCAA・4000mg《1:1.5:1》
クエン酸:5000mg

3:「VAAMアフターチャージ」ゼリー飲料180g

バリン:230mg
ロイシン:440mg
イソロイシン:230mg
BCAA・900mg《1:1.9:1》
ホエイペプチド:760mg

《BCAA総摂取量・5700mg》
     バリン:1608mg
    ロイシン:2484mg
イソロイシン:1608mg



【摂取方法】
サンプル1:「即効元気」¥200-
予定時間前にグランド近くのコンビニで購入
7:30頃軽めの朝食を兼ねチューチューと摂取

サンプル2:「パワープロダクション」¥210-/本
前日に、空のペットボトルに粉末1袋を投入し
水道水500mlと十分に攪拌し、ドリンクに調合
試合中のイニングの合間などに適度にゴクゴクと摂取

サンプル3:「VAAMアフターチャージ」¥180-
試合終了後、帰路途中のドラックストアに立ち寄り購入
車中運転しながらチューチューと摂取

【実験概要】
試合開始時間8:30に合わせ
6:00起床、7:30現地到着予定で出発

前日の雪・雨の影響で大幅に開始時間が遅れる

両チームの生徒達の賢明な整備により試合を行ったが
グランド状況は、非常にぬかるんだ状態

塁審3人は生徒達が担当する4人制
マウンド付近にあがるケースが4回ほど

内野ゴロはほとんどが失速し、1塁への送球も不安定・・・
本来ならば、球審も45フィート付近まで駆け上がるのだが
足下の踏ん張りが効かず、25フィート付近が精一杯

2試合目は、試合経験が少ない投手で
正しいセットポジション、正しい牽制の仕方など
都度その場で試合を止め、説明を行う

1試合7イニング×2試合球審
合計450~500球程度の投球判定を行う

帰宅後、シャワーを浴び、豆乳を胃に投入し
1時間程度、横になりしばし休息

夕食後、ほんのチョットだけストレッチを行い
湯船に浸かり、23時頃就寝zzzz



続く・・・

2011年2月11日金曜日

”AKB”より”BCAA”

2月へ入り、そろそろ講習会なども各地で開催されてきました。
わたしの活動は、日曜日に中学軟式野球にて、初戦を迎える予定ですが
生憎の天候でグランドコンデションが心配されます

さて、今年のテーマは「正対し静止」を最重要課題として
昨年暮れから目一杯ハッスルしても「しっかり止まって見る」事が出来る
安定した下半身にするために”ジョグ&ウォーク”を始めました

呑み仲間数人が先に走り出し、後を追い架けて走り出し
当初2km走るのが精一杯でしたが、最近やっと5km程度走れる体に・・・
しかし走った翌日の「筋肉痛・筋肉疲労」はそれなりに残ります。
若い時と違い「疲労の回復」が、あきらかに遅いと痛感しています。
当たり前の話なのですが・・・

そこで、あれこれネットで検索してみました

☆「筋肉痛」とは?
未だ解明されていませんが、激しい筋収縮により筋肉への
酸素供給が間に合わなくなると、エネルギー源(ブドウ糖)が
不完全燃焼を起こして、乳酸が残るため…
と、考えられるのが一般的。

筋肉の損傷を修復する時というのは白血球が
損傷した筋繊維を取り除きますが、
この時に発生する物質が筋膜を刺激して痛みを発生。

筋線維とその周りの結合組織の損傷が回復過程において炎症を起こして、
その際に発生した発痛物質が筋膜を刺激するというのが有力となっています。

☆「疲労物質の貯蓄」とは?
ハードな運動をすると、筋肉に乳酸などの疲労物質が溜まります。
それが溜まることによって筋肉が酸性になってしまい筋肉を傷め、
痛みとなって表れるのです。

疲労物質には乳酸、アンモニアなどの物質がありますが、
この物質が体内のアルカリ濃度を下げることによって
エネルギー源のATPが働きにくくなります

以上《筋肉痛の原因・解消ガイド》より
http://www.cubixrobotsforeveryone.com/


なんとなく・・・わかったような気が^^

運動する事により、筋肉が収縮を繰り返し
筋肉が破壊されたり、筋肉が酸性になり痛みを生じることを
一般には「遅発性筋肉痛」と言われ、
「肉離れ」などの怪我とは区別されます
では、この「破壊された筋肉」が修復されるのに
どの程度の時間がかかるのか?
個人差はあると思いますが「24~48時間」かけ徐々に修復されるようです。
《超回復》と言われる、筋力トレーニング方法があり
トレーニングの合間「24~48時間の休息」を
十分に取る事がとても重要って事のようです

40齢を過ぎた体でも、適切なトレーニングによって、
それなりの筋力は維持できると思うのですが
昨年の事を思い出すと、週末に3試合務めた翌日から始まる
「筋肉痛」には、きっと辛い思いをするのでしょうね。。。

では、この「痛みや疲労」を軽減させる方法は無いのでしょうか?


ヒントは「BCAA」にありました!(^^)!

《BCAAで運動パフォーマンスを維持させる!》
http://www.otsuka.co.jp/health/bcaa/

《分岐鎖アミノ酸(BCAA)の生理機能》
http://www.otsuka.co.jp/health/wellness/lecture/yoshizawa/

《BCAA基礎知識》
http://www.otsuka.co.jp/a-v/bcaa/

BCAAは筋肉のタンパク質に多く含まれるアミノ酸です。
カラダを動かすと、体内ではまず糖質が使われ、次に脂質が使われます。
さらにエネルギー消費が続くと、筋肉はエネルギー不足を
補うために自らのタンパク質をアミノ酸に分解して、
アミノ酸(主にBCAA)をエネルギー源として利用します。

このような場合にBCAAを補給すると、
補給したBCAAがエネルギー源として利用されるので
筋肉タンパク質の分解が抑えられ、
筋肉の損傷が減少して活動中や活動後の
カラダへのダメージが軽減されます。

また、BCAAはタンパク質の合成を促進し、
分解を抑制して、筋肉のタンパク質を
増やす機能をもつことが知られています。
つまりそれは筋肉を増やすことになります。
筋肉量が増加すると基礎代謝が高まり、
エネルギーを消費し易いカラダになります・・・


☆ではアミノ酸とは?
☆BCAAとは?

人間の体は60%が水分で、残り40%の半分(20%)が
「タンパク質」で構成されています
そして「タンパク質」の構成材料となる栄養素が『アミノ酸』です
アミノ酸も大きく分けて2種類に分かれています

*体内で合成できない「必須アミノ酸」9種
*体内で合成できなる「非必須アミノ酸」11種

20種類のアミノ酸の中でも、特に運動時のエネルギー源として機能する
「バリン・ロイシン・イソロイシン」
この3つの必須アミノ酸の総称が「BCAA」です

この3つのアミノ酸は、枝わかれするような分子構造をしているため、
BCAA;Branched Chain Amino Acid(分岐鎖アミノ酸)とよばれています。
筋肉を構成している必須アミノ酸の約30~40%がBCAAで、
筋肉のタンパク質分解を抑制し、活動時には主に
筋肉でエネルギー源となり、筋肉を維持する上で大切なアミノ酸です。

BCAAはマグロの赤身・牛ひき肉・鶏卵などの食品中にも多く含まれますが、
食品中のBCAAの多くはタンパク質の形で存在しているため、
アミノ酸に分解されないと体内に吸収されませんので、
機能を発揮するまでに時間がかかります。
(タンパク質→ペプチド→アミノ酸という分解過程を経てカラダに吸収)
一方、サプリメントで摂取するとそのまま吸収されるため、
すぐにその機能を発揮できます

って事は・・・

BCAAを適度に摂取すれば、筋肉タンパク質の分解を抑制でき
破壊された筋肉の再生にも効果を発揮し、筋肉痛は軽減されるはず・・・

具体的に

・運動開始前30分前から、2000mg以上のBCAAを摂取する
・バリン・ロイシン・イソロイシンの比率はおよそ 1:2:1

このような方法が、1番効果を発揮しやすいようですが
「サプリメント=薬」と、間違った知識で遠慮してしまう人も多いと思いますが
「サプリメント=栄養補助食品」と考え、暑い時期に飲むスポーツドリンク感覚で
「BCAA」を摂取する方法が1番手軽かもしれません。

□大塚製薬:アミノバリュー
□味の素:アミノバイタル
□江崎グリコ:パワープロダクション・・・etc

各メーカーから、ドリンク・ゼリー・顆粒・タブレットなど
いろいろなタイプが市販されていて
用途や好みに合わせて、使い分けることも可能です。

まだ、試していませんので効果のほどは分かりませんが
先ずは1度、自分の体で実験してみようと思います!

2011年2月3日木曜日

「はるの父さん」へ

「はるの父さん」より先日頂いたコメントの中に
とても参考になる言葉がありました

>センターの前後はどちらが担当すると良いのでしょうね。
>一般的には野手(センター)がどちらを向いたか?
>前の打球は三塁に任せると打者走者への対応が容易になりますよ。
>事前にそんな点も確認できると良いですね。


審判メカニクスハンドブック:P108

「打球の追い方のヒント」
中堅手が右翼ファウルライン方向に
最初にターンしたときは一塁塁審に、
 また中堅手が左翼ファウルライン方向に
最初にターンしたときは三塁塁審が、
打球判定の責任はある。

:前後については
中堅手(真っすぐに前進または背走を含む)・・・は
一塁塁審、三塁塁審どちらも同じ

こんな記述がありましたので
何の疑いも持たずにいましたが

>前の打球は三塁に任せると打者走者への対応が容易

考えてみたら、まったくその通りですね!

前への打球で「ノーキャッチ」なら、1-2塁でのプレイ
逆に後の打球で「オーバー」すれば、2-3塁でのプレイが多くなる

打球の結果によりプレイの種類は限られます
例えば、4人制・無死走者1塁でセンター前の打球

1塁走者はハーフウエイ付近から
*「キャッチ・アウト」なら、1塁へ帰塁
*「ノーキャッチ」なら、は2塁へスタート
3BUが打球判定をすれば、1・2塁にはBUが着いている状態

逆にセンター後方への打球の場合で、1BUが判定すれば
*「キャッチ・アウト」で1塁への帰塁プレーになっても
   PLが1塁のカバーをする時間的余裕もある
*「ノーキャッチ」で1塁走者が2塁を回り3塁へ走っても
  2・3塁にはBUが残っている状態


次に起こるであろうプレイを事前に予測し
対処に必要な「時間」が短いプレイを優先する
フォーメーションをクルー全員で共有する


独りよがりでは機能しないんですよね・・・

周りを見ないとダメなんですよね・・・

もっとみんなで話し合って・・・・頑張らなくちゃ^^

いつもいつも鋭いコメントありがとうございます!

2011年1月27日木曜日

ヤマダ君の運命

あくまでヤマダ君の行動に、
妨害する意図は無かったと判断した場合・・・



☆7・09(d)
その塁の付近に集合して守備側を妨げるか、惑乱させるか

☆7・11
>打球あるいは送球を処理しようとしている野手の守備を妨げないように、
>必要に応じて自己の占めている場所(ダッグアウト内を含む)を譲らなければならない。

この2項の条文を読んでみると
あくまで妨害する意図が無くても、結果的に「守備を妨害」したならば
守備妨害(インターフェア)を宣告し、
そのプレイの対象であった打者または走者をアウトとする。

と、読みとることも出来ます・・・

一方こちらでは

☆3・15【原注】例
>バットボーイ、ボールボーイ、警察官などが、打球または送球に触れないように
>避けようとしたが避けきれずに触れた場合は、故意の妨害とはみなされない。
>その妨害が故意でないときは、ボールインプレイ。

しかし、この場合だと「送球がベンチへ入ってしまい」
2個の安全進塁権を与えてしまうことになります・・・

前回の図で、A・B・C3地点のポイントを示してみましたが
どの位置で送球が当たった場合は「妨害」となるのか?

またフェア地域からの送球と、ファウル地域からの送球では
「妨害」とするポイントも変わってきますよね?

もしかするとイチロー君が暴投し、ヤマダ君に当たってしまうことも・・・

□仮に送球ライン付近で、当たってしまった場合は
7・09(d)、7・11を根拠に、「インターフェアを宣言しボールデット」

□送球ラインから、離れた場所で当たって場合は
3・15を適用し「インプレー」でプレイを継続させたいと思います
ただし「2個の安全進塁権」が発生するのは???

悪送球に対しても、カバーする「守備を妨害」した事になりかねないんですよね・・・

このように、ヤマダ君の行動と場所、イチロー君の送球ラインなど
その場で「判断」しなければならない要素がたくさんありますよね

それで結論を言いますと・・・

その場で判断したことが「正解」としか言えません^^

ちなみに・・・

ヤマダ君が、妨害する意図はまったく無く
イチロー君の送球ラインから、離れた場所で当たってしまい
送球が、ベンチへ入ってしまった場合

・送球がベンチへ入ってしまった時点で「ボールデット」
・もし送球が当たらなかったら、どのような状態になったか判断し
・ツヨシ君の得点は認め、マツイ君は1塁へとどめる

こんな判断をするかもしれません!

3・15
もし妨害がなかったら競技はどのような状態になったかを判断し

この適用が本当に正しいのか?
正直判りませんし、責任も負えません!
まったく無責任な話になっちゃいましたね^^

実際にグランドで起きたプレイを
その場で判断した事が全てですから・・・


2011年1月25日火曜日

ヤマダ君の悲劇


前回の記事で「正解はひとつと限らない」と書きましたが・・・
なぜだか、わかりましたか?
それは、状況説明が不十分だからです。


「こんなケースでは、アウトですか?セーフですか?」

いろいろ質問されることもあるのですが
ほとんどの場合「現場で見ていないので、判断できませんが・・・」と
前置きを付け加えないと、誤解を生じかねない事も多々あります。


「ヤマダ君の悲劇」これも典型的なケースだと思います。

>バットボーイに送球が当たり、デットゾーンにボールが入ってしまった。
>この場合どうなります?

こんな質問では、判断できませんよね?
なぜならば、このプレイを判断するには・・・・

☆3・15

試合中は、ユニフォームを着たプレーヤー及びコーチ、監督、ホームチームによって
公認されている報道写真班、審判員、制服を着た警官、ならびにホームチームの警備員、
その他の従業員のほかは、競技場内に入ってはならない。競技場内に入ることを公認された人
(試合に参加している攻撃側メンバー、コーチスボックス内のベースコーチあるいは審判員を除く)
が競技を妨害したとき、その妨害が故意でないときは、ボールインプレイである。
しかし故意の妨害のときには、妨害と同時にボールデッドとなり、
審判員は、もし妨害がなかったら競技はどのような状態になったかを判断して、ボールデッド後の処置をとる。

【付記】前記カッコ内の攻撃側メンバー、ベースコーチ及び審判員については
7・11、7・08(b)、5・08及び5・09(b)参照。

【原注】妨害が故意であったか否かは、その行為に基づいて決定しなければならない。
例 ― バットボーイ、ボールボーイ、警察官などが、打球または送球に触れないように
避けようとしたが避けきれずに触れた場合は、故意の妨害とはみなされない。
しかしボールをけったり、拾い上げたり、押し戻した場合には、本人の意思とは関係なく故意の妨害とみなされる。



☆7・09(d)
一人または二人以上の攻撃側メンバーが、走者が達しようとする塁に接近して立つか、
あるいは、その塁の付近に集合して守備側を妨げるか、惑乱させるか、
ことさらに守備を困難にした場合、その走者は、味方のメンバーが相手の守備を
妨害(インターフェア)したものとしてアウトを宣告される。


☆7・11
攻撃側チームのプレーヤー、ベースコーチまたはその他のメンバーは、
打球あるいは送球を処理しようとしている野手の守備を妨げないように、
必要に応じて自己の占めている場所(ダッグアウト内を含む)を譲らなければならない。

ペナルティ 
守備妨害(インターフェア)を宣告し、
そのプレイの対象であった打者または走者をアウトとする。

【注】たとえば、プレーヤーが二本のバットを持って次打者席に入っていたとき、
打者がファウル飛球を打ち、これを捕手が追ってきたので、
そのプレーヤーは一本のバットを持って場所を譲ったが、
捕手は取り残されたバットにつまずいたために、
容易に捕えることができたはずのファウル飛球を捕えることができなかったような場合、
プレーヤーの取り残したバットが、明らかに捕手の捕球を妨げたと
審判員が判断すれば、打者はアウトになる。



以上、3項目から該当プレイを判断しなければならないからです!

つづく・・・


2011年1月23日日曜日

今年も頑張りましょう!

2011年最初の記事は・・・いきなりルール問題です!

試合は少年野球練習試合、3-3の同点で迎えた最終回
ホームチームが、1死走者2塁で4番マツイ君が打てばサヨナラの場面
左打者のマツイ君は、ダイスケ投手のインコース直球を引っ張り
ライトライン際へ落ちるヒット。2塁走者ツヨシ君は、3塁を回り本塁へ・・・
右翼手のイチロー君は、打球をすばやく拾い上げレーザービーム炸裂・・・

しかし、ここで問題が起きました。

打ち終わったマツイ君のバットを、バットボーイのヤマダ君が拾いに行ったその時
イチロー君の返球が、ヤマダ君の頭部に当たり、ボールは1塁ベンチへ入ってしまった。。。

「ボールが当たった瞬間」

・2塁走者のツヨシ君は、本塁到着前。

・打者走者のマツイ君は、1塁到着前。

・送球がヤマダ君に当たらなければ、本塁は際どいクロスプレーのタイミング。

・ヤマダ君は、ごくごく自然な動きでバットを拾っていた。


こんなややこしいシーンが目の前で起こったら!

あなたなら、どのようなジャッジを下しますか?


正解は、ひとつとは限りませんよ。

「ナニ」を根拠に、「ドノ」規則を適用したのか?

そこが1番肝心なことですので、具体的に考えてみましょう^^

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