あくまでヤマダ君の行動に、
妨害する意図は無かったと判断した場合・・・
☆7・09(d)
>その塁の付近に集合して守備側を妨げるか、惑乱させるか
☆7・11
>打球あるいは送球を処理しようとしている野手の守備を妨げないように、
>必要に応じて自己の占めている場所(ダッグアウト内を含む)を譲らなければならない。
この2項の条文を読んでみると
あくまで妨害する意図が無くても、結果的に「守備を妨害」したならば
守備妨害(インターフェア)を宣告し、
そのプレイの対象であった打者または走者をアウトとする。
と、読みとることも出来ます・・・
一方こちらでは
☆3・15【原注】例
>バットボーイ、ボールボーイ、警察官などが、打球または送球に触れないように
>避けようとしたが避けきれずに触れた場合は、故意の妨害とはみなされない。
>その妨害が故意でないときは、ボールインプレイ。
しかし、この場合だと「送球がベンチへ入ってしまい」
2個の安全進塁権を与えてしまうことになります・・・
前回の図で、A・B・C3地点のポイントを示してみましたが
どの位置で送球が当たった場合は「妨害」となるのか?
またフェア地域からの送球と、ファウル地域からの送球では
「妨害」とするポイントも変わってきますよね?
もしかするとイチロー君が暴投し、ヤマダ君に当たってしまうことも・・・
□仮に送球ライン付近で、当たってしまった場合は
7・09(d)、7・11を根拠に、「インターフェアを宣言しボールデット」
□送球ラインから、離れた場所で当たって場合は
3・15を適用し「インプレー」でプレイを継続させたいと思います
ただし「2個の安全進塁権」が発生するのは???
悪送球に対しても、カバーする「守備を妨害」した事になりかねないんですよね・・・
このように、ヤマダ君の行動と場所、イチロー君の送球ラインなど
その場で「判断」しなければならない要素がたくさんありますよね
それで結論を言いますと・・・
その場で判断したことが「正解」としか言えません^^
ちなみに・・・
ヤマダ君が、妨害する意図はまったく無く
イチロー君の送球ラインから、離れた場所で当たってしまい
送球が、ベンチへ入ってしまった場合
・送球がベンチへ入ってしまった時点で「ボールデット」
・もし送球が当たらなかったら、どのような状態になったか判断し
・ツヨシ君の得点は認め、マツイ君は1塁へとどめる
こんな判断をするかもしれません!
3・15
>もし妨害がなかったら競技はどのような状態になったかを判断し
この適用が本当に正しいのか?
正直判りませんし、責任も負えません!
まったく無責任な話になっちゃいましたね^^
実際にグランドで起きたプレイを
その場で判断した事が全てですから・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿