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2011年2月3日木曜日

「はるの父さん」へ

「はるの父さん」より先日頂いたコメントの中に
とても参考になる言葉がありました

>センターの前後はどちらが担当すると良いのでしょうね。
>一般的には野手(センター)がどちらを向いたか?
>前の打球は三塁に任せると打者走者への対応が容易になりますよ。
>事前にそんな点も確認できると良いですね。


審判メカニクスハンドブック:P108

「打球の追い方のヒント」
中堅手が右翼ファウルライン方向に
最初にターンしたときは一塁塁審に、
 また中堅手が左翼ファウルライン方向に
最初にターンしたときは三塁塁審が、
打球判定の責任はある。

:前後については
中堅手(真っすぐに前進または背走を含む)・・・は
一塁塁審、三塁塁審どちらも同じ

こんな記述がありましたので
何の疑いも持たずにいましたが

>前の打球は三塁に任せると打者走者への対応が容易

考えてみたら、まったくその通りですね!

前への打球で「ノーキャッチ」なら、1-2塁でのプレイ
逆に後の打球で「オーバー」すれば、2-3塁でのプレイが多くなる

打球の結果によりプレイの種類は限られます
例えば、4人制・無死走者1塁でセンター前の打球

1塁走者はハーフウエイ付近から
*「キャッチ・アウト」なら、1塁へ帰塁
*「ノーキャッチ」なら、は2塁へスタート
3BUが打球判定をすれば、1・2塁にはBUが着いている状態

逆にセンター後方への打球の場合で、1BUが判定すれば
*「キャッチ・アウト」で1塁への帰塁プレーになっても
   PLが1塁のカバーをする時間的余裕もある
*「ノーキャッチ」で1塁走者が2塁を回り3塁へ走っても
  2・3塁にはBUが残っている状態


次に起こるであろうプレイを事前に予測し
対処に必要な「時間」が短いプレイを優先する
フォーメーションをクルー全員で共有する


独りよがりでは機能しないんですよね・・・

周りを見ないとダメなんですよね・・・

もっとみんなで話し合って・・・・頑張らなくちゃ^^

いつもいつも鋭いコメントありがとうございます!

2010年2月3日水曜日

満塁を覚える(2)

次は、「ノーキャッチ」のケースをイメージしてみます

2死満塁・レフトライン際へ大きな打球が上がり
各走者は一斉に次の塁へスタートを切りました



【PU】
打球方向を反応し
3塁走者の本塁蝕塁を確認

【3BU】
ラインをキープしながら打球に近づき
確実に足を止め、しっかりと捕球を確認しジャッジ
プレー1段落するまで、その場に留まる

【2BU】
打球が抜けるのが明らかな場合
2塁走者の3塁蝕塁を確認するのですが
走者の背後から追いかける形になりますので
素早く直線的にスタートを切らないと間に合いません。

タイミングは「野手と走者」の動きから判断し
全力ダッシュ!が必要になります

また、2塁走者が3塁を回り、本塁へ向かったら
1塁走者・打者走者の3塁でのプレーに備え
ファウル地域に移動し、待ち構えるポジションを取りますが
この時、外野からの本塁、捕手から3塁への送球など
「送球路」を横切る時は、十分に状況を見ながら
選手の妨げにならないように注意します。

【1BU】
打球が上がったら、「リミング」で一・ニ塁中間点付近に移動し
先に1塁走者の2塁蝕塁を確認し、
その後、打者走者の1塁蝕塁を首だけ振って確認します

この時、2BUと同じく
1塁走者の2塁蝕塁を背後から確認しますので
出来るだけ早くスタートを切らなければなりません。

「野手と走者」と「2BU」の動きを見ながら判断します
初めに、打球方向に反応していれば
打球・野手・走者・2BUが全て見えますので
思いっきりスタートしましょう!

このように、2死や打球が抜けた場合では
スタートのタイミングが非常に早くなりますが
無死・1死満塁だった場合や、「キャッチ」「ノーキャッチ」の
判断が難しく、ギリギリの打球だった場合
「走者」の動きを十分に観察し
次のプレーに素早く対応する必要はあります

この満塁の2ケースを覚えると
■走者2塁
■走者1・2塁
■走者1・3塁
■走者2・3塁
これらのケースも基本的には同じ動きになりますので
いろいろなケースを覚えなくても対応できると思います。


フォーメーションは、ひとつの動きを
4人のクルー全員が動けた時に成り立ちます

しかし・・・・

誰かが間違ったとしても、プレーは続きますので
他のクルーが協力し「ジャッジ」しなければなりません。

フォーメーションとは「手段」であって
正しいジャッジをする「目的」ではありません!

ミスを恐れず、どんどんグランドに立ちましょう

2010年1月30日土曜日

満塁を覚える(1)

フォーメーションを覚える上で
2BUと1BUの動きが、比較的複雑に思えますが
「満塁」のケースをしっかり理解すれば
走者2塁、走者1・2塁、走者2・3塁のケースも
十分に応用が出来ると思います
まずは、「走者満塁の2BU・1BU」の動きを覚えましょう!



左翼手が捕球するケース
■走者満塁(a)

【PU】
打球方向に数歩反応し、3塁ダックアウト方向へ移動
・レフトの捕球→3塁走者、同一視野に納める位置取りで
プレーに正対し、止まって確認し
本塁でのプレイが見やすい位置へ移動し備える

【3BU】
ラインをキープしながら打球に近づき
確実に足を止め、しっかりと捕球を確認しジャッジ
プレー1段落するまで、その場に留まる

【2BU】
打球が上がった段階では
「キャッチ」か「ノーキャッチ」か、まだ判りません
野手と走者の動きを見ながら、先のプレイを読みます
「ポーズ・リード・リアクト」の動きです

打球が捕球されると予測したら、
素早く内野内マウンド方向に移動し
(2塁走者のタッグアップと野手の捕球が見えるポジション)
2塁帰塁プレイにも対応できるように
ニ・三塁中間位にて、野手・走者の動きを見ながら
プレイが起こるであろう”ベース”を予測し
≪3塁走者の帰塁と2塁走者≫をマークします

また、3塁走者がタッグアップ後に帰塁し、
三・本塁間でのランダウンプレーも十分意識して
ベストのポジションに移動するよう注意。

また、2塁走者がレフト方向の打球に対し
タッグアップで、3塁へ向かうケースは少ないですが
必ず2塁走者の「リタッチ」は確認しましょう。
レフトからの本塁への返球が逸れ、2塁リタッチ無しで
3塁へ向かうケースも十分考えられます

【1BU】
打球が上がったら、「リミング」で一・ニ塁中間点付近に移動し
角度に注意しながら、1塁走者のタッグアップを見ます。
このケースでも、1塁走者が2塁へ向かう確立は低いですが
必ず「走者」と「野手」の動きを見て、次のプレーを予測し
「ボール」から目線を切らさず、プレイに備えます

2塁走者の帰塁プレーは、2BUの責任になりますので、
1BUは≪1塁走者と打者走者≫をマークします

2010年1月25日月曜日

フォーメーションまとめ(2)

PUが動くケースを覚えておけば
残った全てのケースが「PUステイ」となります
走者がスコアリングポジションにいるケースです

■走者2塁
■走者3塁
■走者1・2塁
■走者1・3塁
■走者2・3塁
■走者満塁

実はこのケースで
打球判定以外でPUの他に「ステイ」がもう1人います
≪3BU≫はレフト方向の打球判定以外動きません

☆PUと3BUがステイならば・・・ライト方向の打球(b)で
動けるのは、【2BU】1人しかいませんので
「一・二塁での全てのプレイに備える」ことになります




☆レフト方向の打球(a)の場合
PUステイなので、動けるのは2BUと1BUの2人
本塁に近い3塁を【2BU】がカバーし
一・ニ塁のプレイを【1BU】が1人でカバーする




☆2BUが打球判定する、センター方向の打球(C)は
PUと3BUがステイですので
残った【1BU】が、やはり一・ニ塁をカバーします





走者がどの塁にいようと、PUステイのケースでは

**三塁を1人がカバー、残った1人が一・ニ塁をカバー**

このように覚えると簡単だと思います。

2010年1月23日土曜日

フォーメーションのまとめ(1)

4人制フォーメーションのスタートは打球判定

・打球を追ったのは誰か?

そして、打球を追ったBUの

・カバーは誰が行なうのか?

この順番を考えて、理解すれば難しくありません。

PUがベースカバーに入る、3つのフォーメーション

PUが、動く時、2BUは打球判定のみ

基本的に3・1塁のカバーは、PUが行います








「PUが動く」のは、この3パターン
しっかりと理由も理解しましょう


2010年1月22日金曜日

1BUのまとめ

1BUの動きをまとめてみると

1:打球判定
2:一・ニ塁のプレイに備える
3:本塁のプレイに備える




















1BUに限らず、BUの動きは3方向しかありません。

1:(A)(a)のケースでは、走者の有無に関係なく打球判定に向かいます
2:「リミング」と「ピボット」参照

では「本塁のプレイに備えるケース」は

□走者無し・・・・(A)(C)
□走者1塁・・・・(a)

この時、1塁走者・打者走者が「3塁でプレイが起こる」まで
時間的余裕があるので、PUが3塁のカバーを行います。
本塁に”空き”が出来る、この3ケースを、1BUがカバーします

「打者走者の一塁蝕塁を確認し、打者走者がニ塁に向かい
球審が三塁へ移動したら本塁での”プレイに備える”」

打者走者が二塁に達せず帰塁し、1-2塁間でランダウンプレイが
起こる場合もありますので、プレイを読んで行動する必要があります



注)プロ野球・独立リーグなどでは
◆2死走者1塁・・・PUステイのケースもあるようです
2死フルカウントから、左中間を破る打球が飛び
本塁でキリギリのクロスプレイ!
1BUがジャッジするより、PUがパンチアウトを決めた方が
ずっと盛り上がりますもんね・・・・(^^;)



2010年1月21日木曜日

「リミング」と「ピボット」



第3版「審判メカニクスハンドブック」で変更され
1BUの動きが新たに追加されました。

◇リミングと言われる技法です

「1BUが、一・ニ塁を結ぶラインの外側から
一・ニ塁のプレイに備える動き」

第2版までは「内野内に移動し・・・」と
ピボット又は、エル字を書く言われる動きですね

今回の改訂によって
「内野内に移動または”リミング”によって・・・」と
どちらの方法で対応してもいいようですが

では、1BUが一・ニ塁のプレイに備えるケースとは

■走者2塁・・・・(a)
■走者3塁・・・・(A)(C)
■走者1・2塁・・(a)
■走者1・3塁・・(a)   (A)(C)
■走者2・3塁・・(a)(a’)(A)(C)
■走者満塁・・・・(a)(a’)(A)(C)


走者無し、走者1塁以外で
3BUor2BUが打球判定を行なうケースになります

具体的には、どんな動きなのか・・・

まだ、経験がないので偉そうな事は言えませんが
実践されている先輩達から教えて頂いた事をまとめてみると

☆メリットは「走者と打球を正面」に見ることができる

レフト線に打球が飛んだ時、「ピボットターン」すると
ターンの瞬間に「ボールから目線が切れる」ので
プレイを見失う事もありうる・・・・

☆打球の「質」と「方向」も判断材料

打球が1-2塁線延長線よりも、レフト側で
1塁でのプレイが起こりにくい打球の時

例えば、レフト線を破ったり、左中間の真ん中を抜けるような
「2塁打」が予測されるような打球に対して行なうようです。

■走者1・2塁・・(a):実際の動きをイメージしてみると

打球が打たれた瞬間にスタートして、1,2塁の中間付近で
「1塁走者の2塁触塁と打球を確認」し、その後打者走者の1塁触塁を
”首を曲げて視線を送るだけ”で確認し、先行して2塁のプレイに備えます。

逆に、1-2塁線延長線よりライト側の打球や
野手がダイレクトキャッチし、1塁への返球がありえる「打球」では
今までの【ピボット・ターン】の方が、メリットが多いように感じます。




打球によって【リミング】と【ピボット】を使い分けるのが
ベストな方法になると思いますが・・・・


今年の大きなテーマになりました。


2010年1月19日火曜日

2Buのまとめ

2BUの動きとしては、inf内・外とケース別にポジションが変わります
また、inf外では、「1-2塁線延長上」「2-3塁線延長上」「ショート後方」
inf内では「セカンド側」「ショート側」と、いろんな場面を想定しポジションを決めます。

所属団体等の取決事項で決まっている場合もあるでしょうが
「審判メカニクスハンドブック」では、inf内・外の両方で
「1塁寄り、3塁寄り」どちらでも構わないとありますが

inf外のポジションについては
■無走者し・・・二塁ベース後方(芝の部分)
■走者三塁・・・通常は遊撃手後方 と、明記されています。

■走者1・3塁
■走者2・3塁
■走者満塁


このように内野手が前進守備を取り、inf外に出るケースで
内野内に移動するのに(芝の部分)からでは、時間がかかるため
かなり、内野に近い所に位置した方が、
「3塁でのプレー」に対処しやすくなると思います。


2BUの動きをまとめると

☆走者無し・走者1塁
PUが左・右に動けば、2BUステイ
PUステイは、2BUが左・右

左方向の打球を追って
☆2塁ランナー(タッグアップ・帰塁・蝕塁)と、3塁でのプレー

右方向の打球を追って
☆1塁ランナーと打者走者の、1・2塁でのプレー

自分では、こんな覚え方をしています。

2010年1月17日日曜日

2Buの動き(inf内)

今度は、inf内に位置した場合を考えます
この時、外野への飛球には責任を持ちませんので
一・ニ・三塁カバーの動きとなります

□走者1塁・・・・(a)(b)
■走者2塁・・・・(a)(b)
■走者1・2塁・・(a)(b)
■走者1・3塁・・(a)(b)
■走者2・3塁・・(a)(a’)(b)
■走者満塁・・・・(a)(a’)(b)

(a):3BUが打球判定、(b):1BUが打球判定
(a’):走者がタッグアップする飛球

□走者1塁
(a):視野を広げながら(ステップバック)一塁走者のニ塁蝕塁を確認し、
一・ニ塁でのプレイに備える
(b):視野を広げながら(ステップバック)一塁走者のニ塁蝕塁を確認し、
一・ニ塁でのプレイに備える(打者走者の一塁への帰塁プレイを含む)

■走者2塁
(a):ニ・三塁間寄りのマウンド方向に移動し、二塁走者の二塁への帰塁、
タッグアップの確認または三塁蝕塁を確認し、
二塁走者及び打者走者の三塁でのプレイに備える
(b):視野を広げながら(ステップバック)ニ塁走者のタッグアップを確認し、
一・ニ塁でのすべてのプレイに備える

■走者1・2塁
(a):ニ・三塁間寄りのマウンド方向に移動し、二塁走者の二塁への帰塁、
タッグアップの確認または三塁蝕塁を確認し、
二塁走者及び打者走者の三塁でのプレイに備える
(b):視野を広げながら(ステップバック)ニ塁走者のタッグアップ
または一塁走者の蝕塁を確認し、一・ニ塁でのすべてのプレイに備える

■走者1・3塁
(a):三塁走者の帰塁および一塁走者の二塁蝕塁を確認し
二・三塁でのプレイに備える
(b):視野を広げながら(ステップバック)一塁走者のタッグアップを確認し
一塁走者および打者走者の一・ニ塁でのすべてのプレイに備える

■走者2・3塁
(a):二塁走者の三塁蝕塁を確認し、三塁でのプレイに備える
(a’):二塁走者のタッグアップを確認し、三塁でのプレイに備える
(b):視野を広げながら(ステップバック)し、一・ニ塁での
すべてのプレイに備える(二塁走者のタッグアップを含む)

■走者満塁
(a):二塁走者の三塁蝕塁を確認し、三塁でのプレイに備える
(a’):二塁走者のタッグアップを確認し、三塁でのプレイに備える
(b):視野を広げながら(ステップバック)一・ニ塁走者のタッグアップを確認し
一・ニ塁でのすべてのプレイに備える

このように、inf内に位置した場合
2つの塁をカバーするケースが多くなります

特に、(b):1BUが打球判定のケースでは

『視野を広げながら(ステップバック)
一・ニ塁でのすべてのプレイに備える』

となりますので
次に起こる”プレーを読み”素早く動く必要があります

例1)■走者ニ・三塁(b)ライト後方への大きな打球で
・ライトが「キャッチ」し、ニ塁走者がタッグアップする時と
・ライト・オーバーの二塁打になりそうな時では
まったく違った行動が必要になります

また、(a):3BUが打球判定のケースでは
カバーするタイミングが、とても速いケースもあります

例2)■走者1・2塁(a)
:2死2-3から、レフト線に大きな打球が飛んだら
二塁走者の三塁付近で起こるプレーに対応するため
かなり早い行動を起こさなければ間に合いません。
この様なケースもありますので、アウトカウントも考慮し
いろんなプレーをイメージしておく事も大切になります

2Buの動き(inf外)

2BUは大きく分けると、走者の位置によってポジションが2つあります
初めに、inf外のケースを考えてみます

☆inf外
□走者無し
■走者3塁
*次のケースで
■走者1・3塁
■走者2・3塁
■走者満塁
内野手が前進守備を取った場合
inf外に出るケースもあります

2BUの動きはinf内なのか?外なのか?ここを先ず明確にし
「外野への打球の責任範囲」を区分します

では、inf外のケースでは
【左翼手定位置(正面または背後の打球を含む)から
右翼手定位置(正面または背後の打球を含む)までの打球】が
責任範囲になりますので打球を追います。
そして打球を追えば
≪打球を追い、”プレイが一段落するまで”その場に留まる≫です

では打球判定を行なわないケース
□走者無し・・・・(A)(B)
■走者3塁・・・・(A)(B)
■走者1・3塁・・(A)(B)
■走者2・3塁・・(A)(B)
■走者満塁・・・・(A)(B)
(A):3BUが打球判定、(B):1BUが打球判定

□走者無し
(A)(B):ニ塁でのプレイに備える

■走者3塁
(A):三塁方向に移動し、三塁でのプレイに備える
(B):内野内に移動し、一・ニ塁でのすべてのプレイに備える

■走者1・3塁
(A):内野内に移動し、三塁走者の帰塁及び一塁走者の二塁蝕塁を確認し
一塁走者のニ・三塁でのプレイおよび打者走者の三塁でのプレイに備える
(B):内野内に移動し、一塁走者(タッグアップを含む)および
打者走者の一・ニ塁でのすべてのプレイに備える

■走者2・3塁
(A):内野内に移動し、ニ塁走者のタッグアップまたは三塁蝕塁を確認し、
  三塁でのプレイに備える
(B):内野内に移動し、一・ニ塁でのすべてのプレイに備える
(ニ塁走者のタッグアップを含む)

■走者満塁
(A):内野内に移動し、ニ塁走者のタッグアップ(帰塁を含む)
または三塁蝕塁を確認し三塁でのプレイに備える
(三塁走者の帰塁を含む)
(B):すばやく一・ニ塁間の内側に移動して一・二塁走者のタッグアップを確認し
  一・二塁でのすべてのプレイに備える

大雑把に分別すると
☆走者無(A)(B)は、PUが一・三塁をカバーしますので、ニ塁でのプレイに備える
☆(A):3BUが打球判定・・・・三塁でのプレイに備える
☆(B):1BUが打球判定・・・一・二塁でのすべてのプレイに備える
この3つの動きとなります

ポーズ・リード・リアクト

Pause(ポーズ):打球が打たれたら”一瞬”その場に留まる
Read(リード):打球から目を切り”野手の動き”に注意を傾ける
React(リアクト):次のプレーを”読み”効率的に行動する

「二人制審判の重要な技術」ですが
四人制審判でも、とても有効な技術です
特に、2BUや1BUは
「二つの塁」を1人でカバーするケースもあるので
打球が「キャッチ」された時と「ノーキャッチ」の場合では
まったく逆の方向に動かなければ間に合わない事もあります。

打球方向に反応し
野手の動きを読み
素早く移動しプレイに正対する

簡単ではありませんが、常に意識して、意識して・・・
無意識で体が反応するのは

まだまだズーット先の事かもしれませんけど。。。。。

球審と3塁塁審のまとめ

ここまでの、球審と3塁塁審の動きをまとめてみると





PU【球審】が
☆3塁をカバーするケース
□走者無し(A)(C)  



□走者1塁(a)

☆1塁をカバーするケース

□走者無し(B)
□走者1塁(b)






3BU【3塁塁審】が
☆2塁をカバーするケース
□走者無し・・・・(C)
このように、PUと3BUが1・2・3塁とカバーに動くケースは




□走者無し
□走者1塁


このケースでの、打球方向を考えてみると


球審:PLは、走者無し、走者1塁

(A)(C)(a)・・・センターからレフト方向の「打球」を追うように3塁カバー
(B)(b)・・・・・センターからライト方向の「打球」を追うように1塁カバー


3塁塁審:3BUは、走者無し
(C)・・・センター方向の「打球」を追うように2塁カバー


この様に、常に『打球を意識』した動きを心がけると
他の審判員の動きも見え、スムーズなカバーリングが出来ると思います。


全部のフォーメーションを一度に覚えるよりも
先に「PU」と「3BU」の動きを考え






何が目的なのか?
何故その動きになのか?


疑問を解きながら、ひとつひとつの動きを理解していけば
2BU・1BUの動きも難しくはありません。








2010年1月11日月曜日

4人制フォーメーション(4)

「打球判定」と「球審の動き」の次に覚えるのは
本塁に1番近い3塁ベース「3Bu」の動きです

【3Buの打球判定範囲】
2Bu・inf外(A)
左翼手定位置から、左翼線寄りの打球

2Bu・inf内(a)
中堅手定位置から、左翼線寄りの打球

この場合は
≪打球を追い、”プレイが一段落するまで”その場に留まる≫です

次に、「球審が3塁カバー」するケースを考えると
□走者無し・・・・(A)(C)の2ケースになりますが

(A)・・・3Buの自分が「打球判定」でGoing Out
(C)・・・2Buが「打球判定」

【3Buが2塁ベースをカバーするケース】

□走者無し・・・・(C)だけ
≪二塁ベース内野内へ移動し、二塁での”プレイに備える”≫です

他に、2Buが「打球判定」で「Going Out」し2塁ベースが空くケースもありますが
■走者3塁・・・・(C)
■走者1・3塁・・(C)
■走者2・3塁・・(C)
■走者満塁・・・・(C)
この時は、走者がスコアリングポジションにいますのでPu:本塁ステイです

3Buも、打球判定・2塁カバーそれ以外のケースは、全て3塁ステイになり

≪三塁走者のタッグアップを確認し、三塁での”プレイに備える”≫になります



「塁が空いたからカバーに走る」と覚えるよりも

*打球判定は誰か?
*球審の動きは?

この2つの条件を先に考えてから、自分の動きを導き出したほうが
4人制フォーメーションが理解しやすくなると思いませんか?









2010年1月10日日曜日

4人制フォーメーション(3)

フォーメーションのスタートは「打球判定」
その責任分担は明確になっています

:2Buがinf外に位置した場合は3分割

(A)3Buの責任範囲
左翼手定位置から、左翼線寄りの打球

(B)1Buの責任範囲
右翼手定位置から、右翼線寄りの打球

(C)2Buの責任範囲
左翼手定位置(正面または背後の打球を含む)から
右翼手定位置(正面または背後の打球を含む)までの打球


:2Buがinf内に位置した場合は2分割

(a)3Buの責任範囲
中堅手定位置から、左翼線寄りの打球

(b)1Buの責任範囲
中堅手定位置(正面または背後の打球を含む)から
右翼線寄りの打球

このように外野へ「Going Out」し打球判定をすれば
必ず、1つのベースに空きが出来ます。
そして空いたベースへ誰が入るのか?
このカバーリングが、フォーメーションの全てだと思います。

そして外野の打球判定を行なわない
『球審の動き』から先に考えていくと

>本塁でプレイが起こるまでに、時間的余裕がある

□走者無し・・・・(A)(B)(C)  
□走者1塁・・・・(a)(b)
*(A)(C)→3塁カバー
*(b)→1塁カバー

この5ケースで、Puは3塁・1塁のカバーを行いますが
それ以外の25ケースは、Pu:本塁ステイになります

打球判定に1人、本塁に1人
残った2人で、1・2・3塁のベースをカバーする為には・・・



4人制フォーメーション(2)

4人制フォーメーションで最初に、何を考慮すべきか?

やはり「打球判定」が最優先だと思います

その打球が、フェアなのか?ファウルなのか?キャッチなのか?
この「打球」をジャッジしなければ、次のプレイが成り立ちません。

塁審が打球判定に追ったら→ベースが1つ空きカバーが必要になる
では、誰がカバーに向かうのか?

ここに、いくつかの決まり事があり、それを理解すれば、
4人制フォーメーションを覚える事は難しくありません!

◎2Buが、inf内に位置した時は、外野への打球判定は行なわない
◎Puは、走者2人以上と、走者2塁または3塁の時は、本塁スティ
◎走者を先周りし、待ち構えるポジションを優先する
◎本塁に近いベースを優先しカバーする

大まかに、この4点を意識していれば
全体の動きが、パターン化されると思います。

□走者無し(A)
左翼手よりライン寄りの打球を三塁塁審が追った場合

Pu・・・三塁でのプレイに備える
1Bu・・・打者走者の一塁蝕塁を確認し、
     球審が三塁へ移動したら本塁でのプレイに備える
2Bu・・・2塁でのプレイに備える
3Bu・・・打球を追い、プレイが一段落するまでその場に留まる

この動きが、時計回(右回)で
『クロックワイズ・メカニクス』の基本なのですが・・・
では、実際にどのケースで行なわれるのか?

□走者無し・・・・(A)(C)
□走者1塁・・・・(a)

実は、この3ケースしかありません
その他は、カウンタークロックワイズorスライドといわれています

*注意
■走者3塁・・・・(A)
第3版審判メカニクスハンドブックで改定されました
第2版までは、3塁走者が本塁に達したら、
□走者無し・・・・(A)のフォーメーション

走者無・走者1塁のケースは、球審がホームベースを空けても
本塁でプレイが起こるまでに、時間的余裕があるから

□走者無し・・・・(B)
□走者1塁・・・・(b)

【Pu】
一塁走者の行動(”タッグアップなど”を含む)および打者走者の
一塁蝕塁を確認し、一塁および本塁”プレイに備える”
(一塁走者の一塁帰塁プレイを含む)一塁走者の動きを見て、本塁に戻る。

と、Puが1塁をカバーします

私なりに、フォーメーションを理解する上で重要なのは

先ずは【打球判定】

次に【球審の動き】から考えるようにしています


2010年1月9日土曜日

4人制フォーメーション

1つの打球、4個のベース、打者を含む走者4人

これらを4人の審判員で確認し、効率よく判断するための方法
基本的に、時計回り(右回り)で移動し空いたベースをカバーする為
『クロックワイズ・メカニクス』といわれています。

走者の有無などによって、各審判員の動きと役割が決められていますが・・・
実際には、どの位のパターンがあるのか?

□走者無し・・・・(A)(B)(C)(D)
□走者1塁・・・・(a)(b)
■走者2塁・・・・(a)(b)
■走者3塁・・・・(A)(B)(C)
■走者1・2塁・・(a)(b)
■走者1・3塁・・(a)(b)   (A)(B)(C)
■走者2・3塁・・(a)(a’)(b)(A)(B)(C)
■走者満塁・・・・(a)(a’)(b)(A)(B)(C)

上記■「Pu・stay」
(A)3Bu打球判定(a)
(B)1Bu打球判定(b)
(C)2Bu打球判定
(a’)走者タッグアップ時
(D)内野ゴロ時

「審判メカニクスハンドブック」には30パターンが明記されています

Pu:球審、1Bu:一塁塁審、2Bu:ニ塁塁審、3Bu:三塁塁審の4ポジション
全ポジション・全パターンで120種類のフォーメーションを覚えるには・・・

先ずは「打球判定」は誰の責任範囲か?

ここを最優先に考えると、覚えやすいと思います。
次に『Pu』は、本塁に留まるケース(stay)なのか考えます

仮に自分が『2Bu』だとして考えると
■走者1・2塁のケースで、打球がレフト方向へ飛んだ場合。
(カウンタークロックワイズ=スライド)
*『3Bu』打球判定(a)
*『Pu』stay状態

≪打球がキャッチされた場合≫
2塁走者が、タッグアップで3塁へ走るケースと、2塁へ帰塁するケース
≪打球がノーキャッチの場合≫
2塁走者は3塁を駆け抜け本塁へ、1塁走者の3塁でのクロスプレー

この4つのプレーを想定し、ポジションを移動します

残った「1Bu」は、1塁走者の2塁蝕塁と
打者走者の1・2塁でのプレイをカバー


こんな感じで「打球判定」「球審」を先に考えると
全体のフォーメーションが理解しやすいと思いますが如何でしょうか?

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