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2011年3月7日月曜日

2011 Official Baseball Rules

2011年 公認野球規則
今年は、ブルーの表紙です

昨年1月に日本野球規則委員会から
(1)~(17)の改正の発表がありました。

そのなかでも特に

①球審の妨害
②捕球後にデットラインを超えた
③打者走者が打球に触れた
④バッターボックス内での妨害

この4つの改正が、直接プレイに関係しそうなので
抜粋し、昨年との違いを考えてみます。

先ずは・・・①
2・44(C)審判員の妨害-(1)
《盗塁を阻止しようとしたり、塁上の走者をアウトにしようとする》が追加


2・44(C)、5・09(b)ともに
《【原注】捕手の送球動作には、投手への返球も含む》が追加


例)
無死1塁、初球ストライク後、
捕手が投手に返球しようとした時球審の身体に、
捕手の腕が当たり送球が逸れ1塁走者が、
それを見て2塁へ到達した場合

☆5・09(b)により、ボールデット、走者は1塁へ戻る

2010年までは「捕手の送球動作を、球審が・・・」でしたが
今回の改正で、捕手の送球動作の”範囲”が、
より明確な表現になりました。


次に・・・・②
5・10(f)【注】我が国では、正規の捕球後、
野手がベンチに踏み込めば、ボールデッドとし、
各走者は野手が踏み込んだときの
占有塁から一個の進塁が許される。


6・05(a)【注】我が国では、正規の捕球の後、
野手がダッグアウトまたはボールデッドの箇所に
踏み込んでしまえば、ボールデッドとする。

7・04(c)【注】我が国では、正規の捕球の後、
野手がダッグアウトまたはボールデッドの個所に踏み込めば、
ボールデッドとし、各走者は野手が踏み込んだときの
占有塁から一個の進塁が許される。


この3項の【注】が削除されました。

例)
少年野球の試合、フェンスなどの柵は無く、
デッドラインを引いた、学校のグランドで
1死3塁、打者の打球は3塁ベンチ付近への飛球
3塁手はデッドラインの内側で捕球したが
勢い余って、デットラインを超えてしまった場合

昨年までは、デットラインを超えてしまえば
捕球は認められ、打者はアウトとし

◆「ボールデット・走者に1つの安全進塁権を与える」でしたが

今回の【注】削除により、デットラインを超えても

☆倒れ込まない限り「インプレイ」となりました。

続いて・・・③
6・05(g)を次に追加する

《ただし、打者がバッタースボックス内にいて、
打球の進路を妨害しようとする意図がなかったと審判員が判断すれば、
打者に当った打球はファウルボールとなる》


最後は・・・④
6・05(h)に次を追加する
《ただし、打者がバッタースボックス内にいて、
打球の進路を妨害しようとする意図がなかったと審判員が判断すれば、
打者の所持するバットに再び当った打球はファウルボールとなる》

☆③・④については
バッターボックス内での、打球に対する”打者の妨害”の
解釈を明確にする条文が追加されました。

あくまでも、個人的に4項だけを抜粋してみましたが
実際には、17項の改正がありますので
「2011年 公認野球規則」で、確認してくださいませ!




2011年1月27日木曜日

ヤマダ君の運命

あくまでヤマダ君の行動に、
妨害する意図は無かったと判断した場合・・・



☆7・09(d)
>その塁の付近に集合して守備側を妨げるか、惑乱させるか

☆7・11
>打球あるいは送球を処理しようとしている野手の守備を妨げないように、
>必要に応じて自己の占めている場所(ダッグアウト内を含む)を譲らなければならない。

この2項の条文を読んでみると
あくまで妨害する意図が無くても、結果的に「守備を妨害」したならば
守備妨害(インターフェア)を宣告し、
そのプレイの対象であった打者または走者をアウトとする。

と、読みとることも出来ます・・・

一方こちらでは

☆3・15【原注】例
>バットボーイ、ボールボーイ、警察官などが、打球または送球に触れないように
>避けようとしたが避けきれずに触れた場合は、故意の妨害とはみなされない。
>その妨害が故意でないときは、ボールインプレイ。

しかし、この場合だと「送球がベンチへ入ってしまい」
2個の安全進塁権を与えてしまうことになります・・・

前回の図で、A・B・C3地点のポイントを示してみましたが
どの位置で送球が当たった場合は「妨害」となるのか?

またフェア地域からの送球と、ファウル地域からの送球では
「妨害」とするポイントも変わってきますよね?

もしかするとイチロー君が暴投し、ヤマダ君に当たってしまうことも・・・

□仮に送球ライン付近で、当たってしまった場合は
7・09(d)、7・11を根拠に、「インターフェアを宣言しボールデット」

□送球ラインから、離れた場所で当たって場合は
3・15を適用し「インプレー」でプレイを継続させたいと思います
ただし「2個の安全進塁権」が発生するのは???

悪送球に対しても、カバーする「守備を妨害」した事になりかねないんですよね・・・

このように、ヤマダ君の行動と場所、イチロー君の送球ラインなど
その場で「判断」しなければならない要素がたくさんありますよね

それで結論を言いますと・・・

その場で判断したことが「正解」としか言えません^^

ちなみに・・・

ヤマダ君が、妨害する意図はまったく無く
イチロー君の送球ラインから、離れた場所で当たってしまい
送球が、ベンチへ入ってしまった場合

・送球がベンチへ入ってしまった時点で「ボールデット」
・もし送球が当たらなかったら、どのような状態になったか判断し
・ツヨシ君の得点は認め、マツイ君は1塁へとどめる

こんな判断をするかもしれません!

3・15
>もし妨害がなかったら競技はどのような状態になったかを判断し

この適用が本当に正しいのか?
正直判りませんし、責任も負えません!
まったく無責任な話になっちゃいましたね^^

実際にグランドで起きたプレイを
その場で判断した事が全てですから・・・


2011年1月25日火曜日

ヤマダ君の悲劇


前回の記事で「正解はひとつと限らない」と書きましたが・・・
なぜだか、わかりましたか?
それは、状況説明が不十分だからです。


「こんなケースでは、アウトですか?セーフですか?」

いろいろ質問されることもあるのですが
ほとんどの場合「現場で見ていないので、判断できませんが・・・」と
前置きを付け加えないと、誤解を生じかねない事も多々あります。


「ヤマダ君の悲劇」これも典型的なケースだと思います。

>バットボーイに送球が当たり、デットゾーンにボールが入ってしまった。
>この場合どうなります?

こんな質問では、判断できませんよね?
なぜならば、このプレイを判断するには・・・・

☆3・15

試合中は、ユニフォームを着たプレーヤー及びコーチ、監督、ホームチームによって
公認されている報道写真班、審判員、制服を着た警官、ならびにホームチームの警備員、
その他の従業員のほかは、競技場内に入ってはならない。競技場内に入ることを公認された人
(試合に参加している攻撃側メンバー、コーチスボックス内のベースコーチあるいは審判員を除く)
が競技を妨害したとき、その妨害が故意でないときは、ボールインプレイである。
しかし故意の妨害のときには、妨害と同時にボールデッドとなり、
審判員は、もし妨害がなかったら競技はどのような状態になったかを判断して、ボールデッド後の処置をとる。

【付記】前記カッコ内の攻撃側メンバー、ベースコーチ及び審判員については
7・11、7・08(b)、5・08及び5・09(b)参照。

【原注】妨害が故意であったか否かは、その行為に基づいて決定しなければならない。
例 ― バットボーイ、ボールボーイ、警察官などが、打球または送球に触れないように
避けようとしたが避けきれずに触れた場合は、故意の妨害とはみなされない。
しかしボールをけったり、拾い上げたり、押し戻した場合には、本人の意思とは関係なく故意の妨害とみなされる。



☆7・09(d)
一人または二人以上の攻撃側メンバーが、走者が達しようとする塁に接近して立つか、
あるいは、その塁の付近に集合して守備側を妨げるか、惑乱させるか、
ことさらに守備を困難にした場合、その走者は、味方のメンバーが相手の守備を
妨害(インターフェア)したものとしてアウトを宣告される。


☆7・11
攻撃側チームのプレーヤー、ベースコーチまたはその他のメンバーは、
打球あるいは送球を処理しようとしている野手の守備を妨げないように、
必要に応じて自己の占めている場所(ダッグアウト内を含む)を譲らなければならない。

ペナルティ 
守備妨害(インターフェア)を宣告し、
そのプレイの対象であった打者または走者をアウトとする。

【注】たとえば、プレーヤーが二本のバットを持って次打者席に入っていたとき、
打者がファウル飛球を打ち、これを捕手が追ってきたので、
そのプレーヤーは一本のバットを持って場所を譲ったが、
捕手は取り残されたバットにつまずいたために、
容易に捕えることができたはずのファウル飛球を捕えることができなかったような場合、
プレーヤーの取り残したバットが、明らかに捕手の捕球を妨げたと
審判員が判断すれば、打者はアウトになる。



以上、3項目から該当プレイを判断しなければならないからです!

つづく・・・


2011年1月23日日曜日

今年も頑張りましょう!

2011年最初の記事は・・・いきなりルール問題です!

試合は少年野球練習試合、3-3の同点で迎えた最終回
ホームチームが、1死走者2塁で4番マツイ君が打てばサヨナラの場面
左打者のマツイ君は、ダイスケ投手のインコース直球を引っ張り
ライトライン際へ落ちるヒット。2塁走者ツヨシ君は、3塁を回り本塁へ・・・
右翼手のイチロー君は、打球をすばやく拾い上げレーザービーム炸裂・・・

しかし、ここで問題が起きました。

打ち終わったマツイ君のバットを、バットボーイのヤマダ君が拾いに行ったその時
イチロー君の返球が、ヤマダ君の頭部に当たり、ボールは1塁ベンチへ入ってしまった。。。

「ボールが当たった瞬間」

・2塁走者のツヨシ君は、本塁到着前。

・打者走者のマツイ君は、1塁到着前。

・送球がヤマダ君に当たらなければ、本塁は際どいクロスプレーのタイミング。

・ヤマダ君は、ごくごく自然な動きでバットを拾っていた。


こんなややこしいシーンが目の前で起こったら!

あなたなら、どのようなジャッジを下しますか?


正解は、ひとつとは限りませんよ。

「ナニ」を根拠に、「ドノ」規則を適用したのか?

そこが1番肝心なことですので、具体的に考えてみましょう^^

2010年4月14日水曜日

続・オーバーラン

次の場合、走者はアウトとなる。
7・08(j )
走者が一塁をオーバーランまたはオーバースライドした後、
ただちに一塁に帰塁しなかった場合。

一塁をオーバーランまたはオーバースライドした走者が
二塁へ進もうとする行為を示せば、
触球されればアウトとなる。
また、一塁をオーバーランまたはオーバースライドした走者が、
ただちに帰塁しないでダッグアウトまたは
自己の守備位置に行こうとした場合でも、
野手が走者または塁に触球して、アピールすればアウトとなる。


「ど素人審判さん」のコメントがズバリ正解です。
また、『一塁を駆け抜けた打者走者のその後の走塁行為』の確認と
鋭い指摘もありました。

実は、ここが1番強調したかったことなのです(^^;)
誰が判断するか?基準はなにか?

実際に、その走者が進塁する意志があったかなど
正確には本人しか解らないと思います。

もし走者と野手が接触した場合
インターフェアなのか?オブストラクションなのか?
判断基準はあるのですが、最終的には
審判員が、そのプレーを見て
その場でジャッジしなければなりません。

「二塁へ進もうとする行為」

では半歩はいいのか?上体だけならいいのか?

その判断は、すべて審判員に委ねられています。

そのために、出来るだけプレイに正対し
そのジャッジの信頼性を高めなければいけないのです。



走者無しでの、内野ゴロ(悪送球)の場合
PUは、スリーフットライン付近まで駆け上がり
打者走者の走路と、悪送球になったボールの
行方を確認しなければなりません。

1BUは「セーフ」のコール後すぐに
走者の行為を確認しなければなりません。
悪送球の場合は、inf内に移動し
ボール→ベース→自分のラインをキープし
次のプレイに素早く正対します。

この用な、基本と云われる行動を
ひとつひとつ疎かにせず、確実にこなすことが
ジャッジの信頼性を高めることに繋がる。

と・・・・

常々、諸先輩方に教えて頂いていますが
なかなか思うように実践出来ませんね(x_x)

2010年4月12日月曜日

オーバーラン

≪1塁へのオーバーラン:A≫

打者はサードゴロを打ち、1塁へ全力疾走。
サードからの送球が逸れ、打者走者は1塁をオーバーラン
打者走者は、2塁へ進塁しようとスタートしたが
ライトのカバーが早かったので、ファウル地域で立ち止まり
1塁へ戻ろうとしているとき、タッグされた。



≪1塁へのオーバーラン:B≫

打者はサードゴロを打ち、1塁へ全力疾走
送球が1塁ベース手前側に高く逸れ
1塁手を避けた、打者走者は、ベースを踏んだ後
勢い余って体勢を崩し、フェア地域で転倒。
あわてて1塁へ戻ろうとしたとき、タッグされた。


2・57 OVERSLIDE or OVERSLIDING
「オーバースライドまたはオーバースライディング」

攻撃側プレーヤーが、滑り込みの余勢のために塁から離れて、
アウトにされるおそれのある状態におかれる行為をいう。
本塁から一塁に進む場合には、直ちに帰ることを条件として、
滑り込みの余勢のために塁を離れることは許されている。

このように、1塁へのオーバーランは規則で認められていますが

Aのケース、Bのケースで

もしも、あなたが1塁塁審であったら
どのようにジャッジしますか?

2010年4月6日火曜日

アマチュア野球内規

先週、審判講習会を行い、2010年度の
「公認野球規則」と「競技者必携:全軟連」を頂きました
2008年には「アマチュア野球内規」の小冊子がありましたが
今年度の配布はないようです

アマチュア野球内規
〔規則適用上の解釈〕2009年2月修正

①審判員がインプレイのとき使用球を受け取る
②アウトの時機
③最終回裏の決勝点
④二死、四球暴投、決勝点で打者一塁へ進まず
⑤正式試合となる回数
⑥次回の第一打者
⑦オブストラクションの厳格適用
⑧打者の背後にウエストボールを投げる
⑨アピールの場所と時機
⑩ワインドアップポジションの投手
⑪投球する手を口または唇につける
⑫投手の遅延行為

『平成21年度:高校野球審判の手引き』より抜粋

①~⑫項目となっていますが、
ストライクゾーンの下限が規則書通りになったので
2008年度版から削除されました。


「全日本軟式野球連盟(J・S・B・B)競技者必携」にも
(1)~(21)項目の「規則適用上の解釈」が存在します

こちらは非売品ではありますが、
ネットオークションで見かけることもあります(^^;)


◇公認野球規則
◇JSBB:競技者必携
◇高校野球審判の手引き

この3つが手元にありますが、
微妙に違いを感じています・・・・

2010年3月30日火曜日

スクイズプレー時の妨害:5、6

5:3塁走者が、正規の投球にストライクゾーンで当たった場合
6:正規の投球を、ホームベース上で捕手が捕球した場合

5のケースは、攻撃側にペナルティは無いので
妨害とは違うような気もしますが・・・

◇6・05(n)◇
二死、2ストライク後本盗を企てた三塁走者が、
打者への正規の投球にストライクゾーンで触れた場合
このさい打者は "第三ストライク" の宣告を受けてアウトとなり、
その走者の得点は認められない。
しかし無死または一死であれば、打者は
"第三ストライク" の宣告を受けてアウトとなり、
ボールデッドになるが、その得点は認められる。

【注】 
無死または一死の場合には、他の塁の走者にも、
次塁への走塁行為があったかどうかに関係なく、
一個の進塁が許される。(5・09参照)

5・09(h)
 正規の投球が、得点しようとしている走者に触れた場合 ― 各走者は進む。


正規の投球が、走者に当たれば”ボールデット”となり
各走者は1つの安全進塁権を得え
走者に当たった投球がストライクorボールを
打者には通常のカウントをする。

なかなか、見ることが出来ないプレーだと思いますけど・・・(^^;)


次に6のケースです
これは、守備側の妨害行為になります

状況は
無死2・3塁 1B-1Sからの3球目
三塁走者は、スクイズプレーでスタート
この時、2塁走者はスタートしませんでした
打者は、バントしようとした時
捕手が、ミットをホームベース上まで出し
打者のバットに触れ、バント出来なかった場合です。

いわゆる、インターフェア:打撃妨害です6・08(c)
打者に1つの安全進塁権が与えられるのですが
3塁走者はどうなるのか?

◇7・07◇
三塁走者が、スクイズプレイまたは盗塁によって得点しようと試みた場合、
捕手またはその他の野手がボールを持たないで、
本塁の上またはその前方に出るか、
あるいは打者または打者のバットに触れたときには、
投手にボークを課して、打者はインターフェアによって一塁が与えられる。
このさいはボールデッドとなる。

【注一】
捕手がボールを持たないで本塁の上またはその前方に出るか、
あるいは打者または打者のバットに触れた場合は、すべて捕手のインターフェアとなる。
特に、捕手がボールを持たないで本塁の上またはその前方に出た場合には、
打者がバッタースボックス内にいたかどうか、
あるいは打とうとしたかどうかには関係なく、捕手のインターフェアとなる。
また、その他の野手の妨害というのは、たとえば一塁手などが著しく前進して、
投手の投球を本塁通過前にカットしてスクイズプレイを妨げる行為などを指す。

【注二】
すべての走者は、盗塁行為の有無に関係なく、
ボークによって一個の塁が与えられる。

【注三】
本条は、投手の投球が、正規、不正規にかかわらずに適用される。

【注四】
投手が投手板を正規にはずして走者を刺そうと送球したときには、
捕手は本塁上またはその前方に出ることは、正規なプレイであって、
打者がこの送球を打てば、かえって打者は守備妨害として処置される。


このように、得点しようとした時の妨害行為には
投手にボークも課し、2重のペナルティを与えます。

この場合、各走者は”ボーク”にて1つ進塁し
打者は、打撃妨害で1塁に進塁しますので
得点1、無死1・3塁、次打者からの再開となります。

しかし、投手がプレートを外して、走者をアウトにしようと送球した場合は
バントしようとした打者の妨害となり、3塁走者がアウトになります。


また、打者の背後にウエストする事を禁じる規則もあります

「アマチャア野球内規⑧」
投手がスクイズプレイを防ぐ目的で意識的に打者の背後へ投球したり
捕手が意識的に打者の背後に飛び出したところへ投球したりするような
非スポーツマン的な行為に対しても、規則7・07を適用し
走者に本塁を与え、打者は打撃妨害で1塁へ進ませる。

打者の背後へウエストするシーンを
YouTubeで見たことあるのですが・・・・(^^;)

2010年3月23日火曜日

スクイズプレー時の妨害:4

ケース:4【1死3塁、1B-2S】

投手の投球は、外角低目の変化球
打者はスクイズを試みましたが
ベース付近でバウンドしたため空振り
捕手は胸に当て、前に落とした球を拾い
三塁走者へタッグしようとしたとき
打者の妨害行為があった場合

このケースは、第3ストライクの投球を
捕手が「正規の捕球」を出来なかった事が重要です

この時の打者の身分は・・・

「第3ストライクの宣言」は受けているが
「アウトの確定」は、なされていない打者

簡単に言うと、「振り逃げの打者走者」です

あくまでも「打者走者」の身分ですから
前記した≪ケース:2≫と同じ状況になります。

◇7・09(a)◇
第三ストライクの後、打者が投球を処理しようとしている捕手を妨げた場合。
【注】
① 第三ストライクの宣告を受けただけでまだアウトになっていないか、
または四球の宣告を受けて一塁へ進むべき打者走者が、
三塁からの走者に対する捕手の守備動作を妨害した場合は、
その打者走者をアウトとし、三塁からの走者は、
投手の投球当時占有していた三塁へ帰らせる。
その他の各走者も、同様に帰塁させる。


また、走者が1・3塁や満塁だった場合
「振り逃げ」は出来ないので、打者走者の妨害ではなく
「アウトになった打者」の妨害になり
≪ケース:3≫の状況と同じになります


スクイズプレーでの、本塁付近における
攻撃側の妨害は、大きく分けて4パターンあります

■打者の反則打撃・・・打者アウト・走者戻る
■打者の妨害・・・打者は継続・走者アウト
■打者走者の妨害・・・打者走者アウト・走者戻る
■アウトになった打者の妨害・・・走者もアウト

カウントによって、措置も変わりますので

「誰」の妨害行為か?

ここを見極めることが大切になりますね!

先輩いわく・・・

「タイム!(打者か?)」
「タイム!!(打者走者か?)」
「タイム!!!(アウトの打者か?)」

と・・・3回タイムを連呼し
その”間”に適用規則を思い出すそうです(^^;)




2010年3月21日日曜日

スクイズプレー時の妨害:3

ケース:3【1死3塁、1B-2S】

バッテリーはスクイズを警戒し外角にウエスト
打者はバットに当てるこたが出来ず空振り
捕手は、正規に捕球したが、体勢を崩した打者と接触
3塁走者は、その隙に本塁へ到着

このケースで1番注意する事は?
ズバリ、ボールカウントです。

1B-2Sからの、空振りですから
第3ストライクを捕手が「正規の捕球」で
打者は「三振」でアウトが成立してることです。

「誰」が妨害をしたか?

打者の妨害ではあるのですが、
すでに三振の宣言を受けているので

「アウトになった打者」の妨害になります

適用規則は

◇7・09(a)◇
第三ストライクの後、打者が投球を処理しようとしている捕手を妨げた場合。

【注】②
第三ストライクの宣告を受けて6・05(b)または
同(c)でアウトになった打者が、
三塁走者に対する捕手の守備動作を妨害したときは、
7・09(e)によって三塁から帰ってきた走者もアウトにする。

◇7・09(e )◇
アウトになったばかりの打者または走者が、
味方の走者に対する野手の次の行動を阻止するか、
あるいは妨げた場合は、その走者は、味方のプレーヤーが
相手の守備を妨害(インターフェア)
したものとして、アウトを宣告される。(6・05m参照)


打者の妨害ではありますが、ペナルティの対象を
すでに「アウトになった打者」では無く
プレーの対象である3塁走者に与える規則です。

今回のケースは
・打者は三振でアウト
・走者は「打者のインターフェア」でアウト

ダブルプレーで、攻守交替となります

2010年3月20日土曜日

スクイズプレー時の妨害:2

ケース:2【1死走者3塁、1B-1S】

バッテリーはスクイズを警戒し外角にウエスト
打者は、なんとかバットに当てたが、
打球の勢いは無く、ホームベースから少しだけ前に転がり
捕手がフェア打球を処理しようとしたところに
打者走者は”故意にスタートを遅らせ”捕手と接触

このケースで重要なのは
”故意にスタートを遅らせた”と
審判員が判断したことです

前記事≪三者択一≫で書いた【ナッシング】ではありません

捕手と接触した打者は、
打撃が完了し
≪打者走者≫扱いとなりますので
適用規則は

◇7・08(b)◇
次の場合、走者はアウトとなる
走者が、送球を故意に妨げた場合、
または打球を処理しようとしている野手の妨げになった場合。

”打者走者”は守備妨害でアウトとなり

◇2・44◇
【原注】打者走者が一塁に到達しないうちに妨害が発生したときは、
すべての走者は投手の投球当時占有していた塁に戻らなければならない。

三塁走者は、3塁へ戻り
2死走者3塁、次打者からのプレー再開となります


参考規則
◇7・08(g)◇
次の場合、走者はアウトとなる
無死または一死で、走者が得点しようとしたとき、
打者が本塁における守備側のプレイを妨げた場合。
二死であればインターフェアで打者がアウトとなり、得点は記録されない。
(6・06c、7・09a、c参照)
 【注三】
本項は、本塁の守備を妨げたのが
打者であった場合に限って適用されるのであって、
打撃を完了して打者から走者になったばかりで、
まだアウトにならない打者が
妨害を行なったときには適用されない。
たとえば、スクイズバントをした打者が、バントした打球に触れるか、
または打球を処理しようとする野手の守備を妨げたために、
三塁走者が本塁でのアウトを免れることになったような場合には、
打者はすでに走者となっているから、6・05(g)、7・08(b)によって、
その打者走者がアウトとなり、ボールデッドとなって、
三塁走者を投手の投球当時すでに占有していた塁、すなわち三塁へ帰らせる。
打者が第三ストライクの宣告を受けただけで、まだアウトにならないとき、
および四球の宣告を受けたときの妨害に関しては、7・09(a)〔注〕に示されている。

インターフェア関連規則を読む上で、とても重要なのは

初めに「誰」の妨害なのか考え
次に「誰」にペナルティを与えるかを決めます

ここをしっかり理解し、難解も何回も読めば・・・(^^)
確実に規則を覚えることが出来ると思います。

2010年3月19日金曜日

スクイズプレー時の妨害:1

ケース:1【1死走者3塁、1B-1S】

バッテリーはスクイズを警戒し外角にウエスト
打者は、バッターボックスから片足を”完全”に出し
なんとか、バットに当て投手前に転がし、バント成功
その間に三塁走者は本塁へ到着
打者は、1塁へ走り出した。

こんな状況の時を、想像してみてください!

野球をはじめ、どんなスポーツでもそうですが
ルールに則って競技を進めるうえで
妨害行為などの、規則違反に対して
ペナルティが存在します

では、このケースはどのような反則行為があったか?

>バッターボックスから片足を”完全”に出し・・・ですので

◇6・06(a)◇
次の場合、打者は反則行為でアウトになる

打者が片足または両足を完全にバッタースボックスの外に置いて打った場合。
【原注】本項は、打者が打者席の外に出てバットにボールを当てた
(フェアかファウルを問わない)とき、アウトを宣告されることを述べている。

投球がバットに当たった時点で
反則打撃を行なったことになり
打者アウトの宣言をします。

では、3塁走者のどうなるのか?

◇2・44◇
INTERFERENCE 「インターフェアランス」(妨害)
(a)攻撃側の妨害
攻撃側プレーヤーがプレイしようとする野手を妨げたり、
さえぎったり、はばんだり、混乱させる行為である。
審判員が打者、打者走者または走者に
妨害によるアウトを宣告した場合には、
他のすべての走者は、妨害発生の瞬間にすでに占有していたと
審判員が判断する塁まで戻らなければならない。
ただし、本規則で別に規定した場合を除く。
【原注】打者走者が一塁に到達しないうちに妨害が発生したときは、
すべての走者は投手の投球当時占有していた塁に戻らなければならない。

>投手の投球当時占有していた塁・・・3塁になります

『ケース1の場合』
打者は、反則打撃によりアウト
走者は、投球当時の3塁へ戻り
2死走者3塁、次打者からプレー再開となります

2010年3月16日火曜日

スクイズプレー時の妨害




先日、少年野球の練習試合で次の様なプレーがありました

1死3塁:初球のスクイズプレーです。
バッテリーはスクイズを警戒し、ウエストした投球に
打者は、ボックスから足を出しながら、スクイズを試みましたが
空振りし、その勢いでホームベースを跨ぎました。

打者には、「妨害」の意図はなかったと思いますが
ホームベースの頂点と、1塁側の角あたりを跨いで立ってしまいましたので
外にウエストした投球を捕球した捕手は、走者にタッグする事が出来ませんでした。

ここで、わたしが下した判定は
捕手の守備を妨害したとし、6・06(c)を適用し
打者を守備妨害(インターフェア)にてアウト。
走者を3塁へ戻し、2死3塁、次打者で再開しました。

***【6・06(c)】***
次の場合、打者は反則行為でアウトになる
打者がバッタースボックスの外に出るか、あるいはなんらかの動作によって、
本塁での捕手のプレイ及び捕手の守備または送球を妨害した場合。
しかし例外として、進塁しようとしていた走者がアウトになった場合、
及び得点しようとした走者が打者の妨害によって
アウトの宣告を受けた場合は、打者はアウトにはならない。
*************

しかし、家に戻りいろいろ調べてみたら・・・

***【7・08(g)】***
次の場合、走者はアウトとなる
無死または一死で、走者が得点しようとしたとき、
打者が本塁における守備側のプレイを妨げた場合。
二死であればインターフェアで打者がアウトとなり、得点は記録されない。
***********

まさに、今回のスクイズプレーは
このケースに該当していました・・・・

打者をインターフェアで、アウトにするのでは無く
3塁走者に対しペナルティを与えアウトとし、
打者はカウントを継続し、打席を続けるのが
規則の正しい適用だったようです。

6・06(c)のケースとは
走者1塁で、走者が盗塁を企てたときに
打者が空振りし、バッターボックスから足を出し
捕手の2塁送球を妨げた場合などに適用される規則です

昨年の春に、このケースを「何も宣言出来ずに」流してしまい
深く反省し、その後は2度ほど宣言する機会がありました。

今回も「コレだ!」と、先に頭に浮かびあがり
「3塁走者をアウト・・・」かな?とも、頭をよぎりましたが
「この規則はなんだっけなぁ~」と不安だらけの規則適用は避け
理解している「規則」を間違って適用してしまいました。

明らかな規則の理解不足です。
関連する規則の十分理解していなかった事が原因です。

ここで、この「スクイズ」に関連した規則を
いくつか掘り下げてみようと思います。

『1死走者3塁、1B-1Sからのスクイズプレー』
1:打者は、バントしたが、打席から足が出ていた場合
2:打者は、バントしたが、捕手の守備を妨害した場合

『1死走者3塁、1B-2Sからのスクイズプレー』
3:打者は、空振りし、正規の捕球後、打者の妨害にあった場合
4:打者は、空振りし、ショートバウンドで捕球後、打者の妨害にあった場合

『1死走者3塁、1B-1Sからのスクイズプレー』
5:3塁走者が、正規の投球にストライクゾーンで当たった場合
6:正規の投球を、ホームベース上で捕手が捕球した場合

続く・・・

写真は、WBCでもオランダvsドミニカのシーンです
打者は、捕手の3塁送球の邪魔にならないように、しゃがみこんでます。
こんなフェアプレーを、少年野球から覚えて欲しいですね

2010年2月28日日曜日

続・ルール昔話

さて、次に打席に立つのは、阪神村のガキ大将!
木の棒をブンブン振り回し打ち気満々です

読売村の投手も負けん気が強い男
思いっきり投げた球は、打者の足に直撃!
「投球が体に当たった!『Hit by pitch』(ヒット・バイ・ピッチ)」
*「デットボール」とは「プレイから外された球」の意
この時、球が転がってるの見た1塁走者は
2塁を走りすぎ、3塁へ走ろうとしたけど
球審は「体に当たった時点で、ボールデット!タイムじゃ!」
「当たった打者に1塁を与えるので、君は押し出されて2塁で止まれ」

2死1・2塁のチャンスです

続く5番打者は、2球ファールを打ち3球目をスイング!
「チッ」とかすかに木の棒に当たり、捕手の胸へ・・・
この球を、地面に落ちる前にミットで捕球し
3アウト・チェンジと思ったら
「ファール!ファール」と球審はコール
「ファール・チップは、最初にミットか手に触れた後
ミットで捕球すれば<正規の捕球>と認めるが
胸に当たったあとではダメなのじゃよ」

次に投じた低目の球を、打者は空振り
捕手はショートバウンドで捕球し、三振でアウトだと思い投手へ返球
打者も三振と思い、”丸い砂地”の場所から、渋々自分のベンチへ引き返します

ここで球審が「走塁放棄!バッターアウト!」

「第3ストライク目のショートバウンド捕球は
あんまりカッコよくないから・・・(^^;)
<正規の捕球>ではないとする!
1塁へ走る権利を放棄したからアウトじゃよ・・・」

今度は、読売村の攻撃です!

しかし、打者はなかなか打撃姿勢を取りません
右打席に立つか、左打席に立つか悩んでいます
球審は「速やかに両足をバッターボックス内に入れ構えなさい」と
これでも打者は打撃姿勢と取りません!
怒った球審は「ストライク・ワン!タイム」と、罰を与えました。
打者は小柄ですばしっこい子です
まともに打っても、力で負けそうなので
木の棒を振らずに、横に出し「セーフティ・バント」を繰り返しました
3球目もバントしましたが、球はファウル地域をテンテンと転がっています
「こいつ!わざと際どいコースをバント・ファールで逃げてるのか?」
「バントのファールはストライクである」
「ストライク3!ボールデット!打者アウトじゃ」

続く2番打者は初球を積極的に打ちにいき
キレイにセンター前に弾き返しました。

3番打者は初球を振りましたが木の棒には当たらず、
直接打者のおなかに当たり、球は転がっています。
1塁走者は、これを見て進塁出来ると思い2塁へ走り出そうと

球審は「体に当たったら、捕手は捕れないし」
「打者の体に当たった時点で、即ボール・デット!タイム」
「走者は、<投手の投球当時>の塁へ戻れ」
2球目はファールで、
3球目を空振り・・・

その時、狡賢い捕手は、ワザと落球しました
『コレを落とせば、2塁へ送球し、ダブルプレーを狙えるぞ(*´∀`)』

そんなズルイ考えを球審は許しません!凸(▼皿▼メ)
「ストライク3!バッターアウト!」

無死・一死で、走者が1塁にいるときは
第3ストライクを正規に捕球しなくても
自動的に打者はアウトとする
ただし、インプレーなので、走者は自由に進塁しても結構!

2死1塁で迎える打者は読売軍の大将!
力いっぱい振り回すのですが
ブンブンと2球続けて空振り
3球目は高目のボール球でしたが
コレも打ちにいき、思いっきり空振りしました!

捕手はこの球を捕れず、後ろの網の所まで・・・
球審「ストライク3!ノーキャッチ」
打者は考えました。

■第3ストライクを、正規に捕球
■無死・一死で、走者が1塁にいる

この2つの条件から考えてみると・・・
そうです!
”打者”は”走者”の身分になったのです!

1塁走者はこの隙に3塁まで進み、
打者は1塁へ到達しました。


続く・・・だろうか(^^;)

2010年2月25日木曜日

ルール昔話・・・・

昔々、ある寺の和尚さんは、とても困っていました。
子供達がいっつも、この寺に集まり
木の棒を振り回し、丸い球を投げて遊び、寺のモノを壊してしまう
時にはガキ大将同士が、縄張りを主張し
大喧嘩になることもありました。

この寺は、読売村と阪神村の間に存在するのですが
お互いの村は、あまり仲が良くなく争いが絶えません・・・

そこで和尚さんは、考えました!

囲いのある広場を作り、村長が指揮する子供達9人からなる
2つの軍団を、和尚の<権限>の元、ある規則に従って
戦わせることにしました。

各軍団は、相手よりも多くの「得点」を奪った軍団の勝利とする
「ベース・ボール・ゲーム」です^^

囲いの中に、4つのベースを置き
9人が守る場所、打者が立つ場所も決めます。
囲いから、ボールが出て無くなったりしたら
「ボールデット」とし、再度プレイをやり直しする。
打つ順番や、守る場所も両村長・和尚に伝え
本塁前に整列し挨拶でゲームが始まります

この和尚の名は「球審」と申しまして・・・

戦いは、球審の「プレイ」の声で始まり
まず投手が投球する。
その投球を、打つか打たないか打者が選択する。
攻撃側は、まず打者が走者となり、進塁し得点することに務める。
守備側は、打者が走者となるのを防ぎ、
走者になったら、進塁を最小限に留めるように務める。
打者が走者になり、全ての塁を正規に触れたとき、得点を認める。
攻撃側は、3人がアウトになれば、攻守交替する。
これを9回繰り返し、最終的に得点が多いチームが勝利。

いよいよ読売村vs阪神村の戦いが始まります!

「みんな!ボールで遊ぶぞ!プレイ・ボール」

初球・ど真ん中にきた球を、阪神村の1番打者は見逃しました。
球審は大きな声で「打てる球だぞ!ストライク」
次は大きく外れ「悪い球だ!ボール」

今度は打ったけれどとんでもない所に・・・
誰も捕れない「ファール」やり直し!
「プレイ」次の投球は、ど真ん中、しかし打者は見逃し・・・

球審は「3回も打つチャンスがあったのに・・・」
「ストライク3でアウト、次の打者に交代だ」

2番打者も3回空振りしましたが、
この球を捕手が捕れなくて、球は球審の後ろへコロコロと・・・
「これを捕れないんじゃダメだ!内野ゴロと同じ!走っていいぞ!」
慌てて捕手は球を拾い上げ、1塁へ送球。
走者が1塁を踏む前に、1塁手が足をベースに付き送球を捕り
和尚さんの弟子の「塁審」がどっちが速かったか判定しました。
「送球の方が先だ!君はアウト!」

これで2アウト!あと一人アウトにすれば攻撃できると思った読売村の投手は、
なかなか「打てる球」を投げません「ボール・ボール・ボール・ボール」

「四球も逃げてちゃだめだ!BASE ON BALLS」
打者は1塁へ進みました。


続く・・・・かも(^^;)

2010年2月19日金曜日

三者択一

審判の仕事は判定にあります
「ストライクorボール」
「セーフorアウト」
「フェアorファウル」
「キャッチorノーキャッチ」など
二つに一つの判断が主な仕事ですが
時に「三者択一」の判断に迫られる事もあります




規則:7・09(j)





【原注】 捕手が打球を処理しようとしているときに、
捕手と一塁へ向かう打者走者とが接触した場合は、
守備妨害も走塁妨害もなかったものとみなされて、
何も宣告されない。






ホームベース付近で起きる、打者走者と捕手との接触です

例えば、無死走者1塁、右打者が送りバントしたが
捕手の前に転がり、1塁へ向かう打者と
打球を処理しようとした捕手が接触し
球審は「何も宣言されない」と判断した時は

「ナッシング!ナッシング!インプレー!」と

大きな声で宣言しなければなりません?(^^;) ?

このタイミングを逃すと、
「守備妨害だ!」「走塁妨害だ!」と・・・

野球のルールは、原則守備優先ですが
このケースだけは、インプレーなのです

以前参加した講習会の内容では
ホームべースから、2~3歩以内で
右打者の時だけに適用するとの事でした。
左打者の場合、すでに1塁方向にいるので
普通にスタートすれば、捕手との接触は無いと
また、捕手か打者のどちらかに、
【意図的な行為があったと判断】すれば
インターフェアorオブストラクションの宣言をします

誰が悪さをしたか?

しかし、この判断が非常に厄介で、躊躇したらダメ!
一瞬の出来事ですので、その瞬間を逃さず
「言い切る」しかないんでしょうが・・・・

まだまだ修行不足かな(〃_ _)σ∥・・・


2010年2月18日木曜日

第3ストライク

球審をやってみると「ストライクスリー!」と
カッコよく決めたいと思う事もあります・・・が
この「第3ストライク」はドラマを生むことがあります(^^;) 

「振り逃げ3ラン」

知ってる人も多いと思いますが、後味悪いですよね

じゃ「振り逃げ」って規則から見て
実際どうゆうことなのかと・・・考えてみました。

規則 6・05:打者は次の場合、アウトとなる
(b) 第三ストライクと宣告された投球を、捕手が正規に捕球した場合
(c) 無死または一死で一塁に走者があるとき、第三ストライクが宣告された場合

(b)は、通常の「三振」といわれるもの
(c)は、「振り逃げ」出来ないケースでの「三振」

そもそも規則書には「振り逃げ」なんて文字はみつかりません。
完全に、日本だけの用語なんでしょうね

では、「振り逃げ」ってなんぞや?

規則6・09:次の場合、打者は走者となる。
(a) フェアボールを打った場合。
(b) (1)走者が一塁にいないとき、
   (2)走者が一塁にいても二死のとき、捕手が
    第三ストライクと宣告された投球を捕えなかった場合。
【原注】 第三ストライクと宣告されただけで、
まだアウトになっていない打者が、気がつかずに、
一塁に向かおうとしなかった場合、その打者は
〝ホームプレートを囲む土の部分" を出たらただちにアウトが宣告される。

この(b)にあたるのが「振り逃げ」といわれるケースです
ここで、注意して読んで頂きたいのですが

フェアボールを打った場合と、「振り逃げ」といわれるケースは
どちらも「打者」が「走者」の身分になったって事なのです!

「振り逃げ」とは、何か卑怯な響きに聞こえますが
内野ゴロを打って、1塁へ向かうのと何の違いも無いんです
ただ、1塁へ先に達したとしても「安打」は記録されません・・・

振らなくても「振り逃げ」ですが(^^;) 
1番厄介なのが、「正規の捕球」の定義です
ここを理解していないと、とんでもないトラブルに
なりかねないので十分注意する必要があります。

少年野球では、比較的「振り逃げ」が多いので
わたしは、ジャッジも区別するようにしています

■正規の捕球場合
「ストライク・スリー!」でドアノックのジェスチャー

■正規の捕球で無い場合
「ストライクスリ~~!」で人差指を出し、手を高く挙げ
「ノーキャッチ」とコールするようにしています




昔は親指を立て「ストライク!バッターアウト!」と言ってた記憶がありますが
今そんな事したら、二度と審判に呼んでもらえません(x_x)!

2010年2月15日月曜日

インフィールドフライ


昨日、少年野球の練習試合で球審をやってきました
今年、1発目なので、いろんなテーマを意識して挑みましたが
なかなか思うようにはいかないもんですね・・・(^^;) 

そんな中、無死走者1・2塁、打球は平凡な内野フライ

「インフィールドフライ」 の宣言です

事前に、右手を左胸に当てサインを送りましたが
反応してくれたのは、1BU一人だけでした
試合前の打ち合わせ不足は、自分の怠慢です(x_x)

もし、この打球をセカンド君が落球し
1塁走者が、2塁へ進塁し
ボールが2塁へ送球されノータッグ!

しかし・・・・

タイミングがアウトなので
フォースアウトと勘違いし
「アウト!」と宣言したら・・・

走者は、審判に「アウト」と宣言されれば
たぶん、そのままベンチに引き返してしまうでしょうね

しかし、この1塁走者に対し「走塁放棄!アウト」と宣言できるでしょうか?

少年野球では、比較的多くトラブルになり得るケースだと思います。
子供達もしっかり理解出来ていない事もありますし
観戦のお母さん達などは「落ちた!走れ!」と絶叫するだろうし(^^;) 

そんな中、落ち着いて「ノータッグ・セーフ!!」と
余裕をもって宣言できる審判員になりたいですね。


確実にインフィールドフライの規則を覚えましょう!

■無死または1死で、走者1・2塁および満塁のケース
■インフィールドフライを宣言すれば、打者アウト
■内野手が普通の守備行為をすれば捕球できる飛球
(捕手・外野手も含む)
■バント飛球・ライナーは適用しない
■もしファールなら、取り消し(インフィールドフライ・イフ・フェア宣言)
■捕球しても、落球しても、インプレーは続く
■塁に付いてる走者に当たった場合、走者はアウトにならない
*7・08(f)【例外】により

まとめると、こんな感じでしょうか?

1番大切な事は
事前にクルー全員がサインで確認しあい
上の7つの項目を意識しプレーに対処することです

間違ったジャッジで、不必要な「アウト」を宣言したくはないですよね。
でも・・・間違って覚える事も沢山あります!(=^‥^=ゞ ポリポリ




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