2010年3月21日日曜日

スクイズプレー時の妨害:3

ケース:3【1死3塁、1B-2S】

バッテリーはスクイズを警戒し外角にウエスト
打者はバットに当てるこたが出来ず空振り
捕手は、正規に捕球したが、体勢を崩した打者と接触
3塁走者は、その隙に本塁へ到着

このケースで1番注意する事は?
ズバリ、ボールカウントです。

1B-2Sからの、空振りですから
第3ストライクを捕手が「正規の捕球」で
打者は「三振」でアウトが成立してることです。

「誰」が妨害をしたか?

打者の妨害ではあるのですが、
すでに三振の宣言を受けているので

「アウトになった打者」の妨害になります

適用規則は

◇7・09(a)◇
第三ストライクの後、打者が投球を処理しようとしている捕手を妨げた場合。

【注】②
第三ストライクの宣告を受けて6・05(b)または
同(c)でアウトになった打者が、
三塁走者に対する捕手の守備動作を妨害したときは、
7・09(e)によって三塁から帰ってきた走者もアウトにする。

◇7・09(e )◇
アウトになったばかりの打者または走者が、
味方の走者に対する野手の次の行動を阻止するか、
あるいは妨げた場合は、その走者は、味方のプレーヤーが
相手の守備を妨害(インターフェア)
したものとして、アウトを宣告される。(6・05m参照)


打者の妨害ではありますが、ペナルティの対象を
すでに「アウトになった打者」では無く
プレーの対象である3塁走者に与える規則です。

今回のケースは
・打者は三振でアウト
・走者は「打者のインターフェア」でアウト

ダブルプレーで、攻守交替となります

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