投手の投球は、外角低目の変化球
打者はスクイズを試みましたが
ベース付近でバウンドしたため空振り
捕手は胸に当て、前に落とした球を拾い
三塁走者へタッグしようとしたとき
打者の妨害行為があった場合
このケースは、第3ストライクの投球を
捕手が「正規の捕球」を出来なかった事が重要です
この時の打者の身分は・・・
「第3ストライクの宣言」は受けているが
「アウトの確定」は、なされていない打者
簡単に言うと、「振り逃げの打者走者」です
あくまでも「打者走者」の身分ですから
前記した≪ケース:2≫と同じ状況になります。
◇7・09(a)◇
第三ストライクの後、打者が投球を処理しようとしている捕手を妨げた場合。
【注】
① 第三ストライクの宣告を受けただけでまだアウトになっていないか、
または四球の宣告を受けて一塁へ進むべき打者走者が、
三塁からの走者に対する捕手の守備動作を妨害した場合は、
その打者走者をアウトとし、三塁からの走者は、
投手の投球当時占有していた三塁へ帰らせる。
その他の各走者も、同様に帰塁させる。
また、走者が1・3塁や満塁だった場合
「振り逃げ」は出来ないので、打者走者の妨害ではなく
「アウトになった打者」の妨害になり
≪ケース:3≫の状況と同じになります
スクイズプレーでの、本塁付近における
攻撃側の妨害は、大きく分けて4パターンあります
■打者の反則打撃・・・打者アウト・走者戻る
■打者の妨害・・・打者は継続・走者アウト
■打者走者の妨害・・・打者走者アウト・走者戻る
■アウトになった打者の妨害・・・走者もアウト
カウントによって、措置も変わりますので
「誰」の妨害行為か?
ここを見極めることが大切になりますね!
先輩いわく・・・
「タイム!(打者か?)」
「タイム!!(打者走者か?)」
「タイム!!!(アウトの打者か?)」
と・・・3回タイムを連呼し
その”間”に適用規則を思い出すそうです(^^;)
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