2010年1月10日日曜日

4人制フォーメーション(2)

4人制フォーメーションで最初に、何を考慮すべきか?

やはり「打球判定」が最優先だと思います

その打球が、フェアなのか?ファウルなのか?キャッチなのか?
この「打球」をジャッジしなければ、次のプレイが成り立ちません。

塁審が打球判定に追ったら→ベースが1つ空きカバーが必要になる
では、誰がカバーに向かうのか?

ここに、いくつかの決まり事があり、それを理解すれば、
4人制フォーメーションを覚える事は難しくありません!

◎2Buが、inf内に位置した時は、外野への打球判定は行なわない
◎Puは、走者2人以上と、走者2塁または3塁の時は、本塁スティ
◎走者を先周りし、待ち構えるポジションを優先する
◎本塁に近いベースを優先しカバーする

大まかに、この4点を意識していれば
全体の動きが、パターン化されると思います。

□走者無し(A)
左翼手よりライン寄りの打球を三塁塁審が追った場合

Pu・・・三塁でのプレイに備える
1Bu・・・打者走者の一塁蝕塁を確認し、
     球審が三塁へ移動したら本塁でのプレイに備える
2Bu・・・2塁でのプレイに備える
3Bu・・・打球を追い、プレイが一段落するまでその場に留まる

この動きが、時計回(右回)で
『クロックワイズ・メカニクス』の基本なのですが・・・
では、実際にどのケースで行なわれるのか?

□走者無し・・・・(A)(C)
□走者1塁・・・・(a)

実は、この3ケースしかありません
その他は、カウンタークロックワイズorスライドといわれています

*注意
■走者3塁・・・・(A)
第3版審判メカニクスハンドブックで改定されました
第2版までは、3塁走者が本塁に達したら、
□走者無し・・・・(A)のフォーメーション

走者無・走者1塁のケースは、球審がホームベースを空けても
本塁でプレイが起こるまでに、時間的余裕があるから

□走者無し・・・・(B)
□走者1塁・・・・(b)

【Pu】
一塁走者の行動(”タッグアップなど”を含む)および打者走者の
一塁蝕塁を確認し、一塁および本塁”プレイに備える”
(一塁走者の一塁帰塁プレイを含む)一塁走者の動きを見て、本塁に戻る。

と、Puが1塁をカバーします

私なりに、フォーメーションを理解する上で重要なのは

先ずは【打球判定】

次に【球審の動き】から考えるようにしています


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