2010年1月26日火曜日

キャッチャーボックスから足を出すな!

プロ・アマチュア合同野球規則委員会でアマ側が
昨年の「ミットを動かすなキャンペーン」に続いて、
今年は「キャッチャースボックスから足を出すなキャンペーン」を実施すると発表。

メルマガ:「アマチュア審判、ハッスル奮闘記」より

そして昨日、プロ野球の試合でも「ボールを先にカウント」するとニュースが流れました。
WBCやオリンピックなど、プロ野球選手も国際試合に
参加する機会が増えてきた為の措置なのでしょうか


昨年の「ミットを動かすな!」は、規則的に問題は無かったのですが
今年の「キャッチャーボックスから足を出すな!」は、どうなのかというと

◇規則 2・17 「キャッチャーボックス」
・投手が投球するまで、捕手が位置する場所である。

◇規則 4・03(a)
・捕手はホームプレートの直後に位置しなければならない。

◇規則 8・05(I)・・・ボーク
・故意四球が企画されたときに、投手がキャッチャーボックスの
  外にいる捕手に投球した場合。

この3項目を素直に読むと
規則的には、捕手はBOX内に位置しなければならない!
が・・・故意四球以外に、ペナルティは無し!

ペナルティが無いなら、規則を破ってもいいのか?
バントの構えから、投球にあわせ、ワザと大きく後ろにバットを引くのも
捕手に当たらなければ「守備妨害」にならないからいいのか?
盗塁の時、ワザと空振りし、走者の援助をしていいのか?

結局のところ、すべて「マナー」の問題になるのでしょうね

今の少年野球の指導者の方々の多くは
自分達が昔から教えられた「昭和の野球」で指導しています
今後、野球の世界もグローバル化が進んでいくと思います
子供達には「グローバルスタンダードな野球」を覚えて貰いたいですね。
そのためには、子供達に野球を教える「指導者」が変わらなければ・・・

実は私も、ずっと捕手をやってきまして
未だに現役でプレーもしています。
「BOXから足を出すな!」といわれても
だぶん・・・出ちゃうなぁ・・・ヤバイ!!

2 件のコメント:

  1. いつも参考にさせて頂いています。自分は東京でシニア(中学硬式)で審判をさせて頂いている者です。去年のミットを動かすなにしろBOXから足を出すなにしろ限度と言う物が有るような気がします。確かに去年は主審をやらせて頂いた時 練習試合では特にミットの動かしについて注意を与えた事が多々有りましたがやはり限度の問題で多少の動かしも技術の内に入るような場合は流していました。とにかく選手はプロ野球に接する(観る)事が多いと思うのでまずはプロから実践して頂きたいと思います。

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  2. totoro No9さん!
    コメントありがとうございます
    子供達は「やっちゃダメなんだ!」と覚え
    大人達は「やらないようにしようね!」と注意する
    ミットを動かす事も、足を出さない事も
    そんな意識が「学童→中学→高校→大学→」と続けば
    このキャンペーンの結果は出ると思います。

    ヘンなプロ選手の真似するから、アマがいけないのか?
    アマの指導が弱いから、ヘンなプロ選手が生まれるのか?

    プロとアマの垣根は段々と低くなって来てますので
    近い将来、アマのお手本のようなプロ野球選手が
    沢山活躍する日がくると、信じましょうね(^-^)g”

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