2010年12月22日水曜日

何よりも先に

 3人制を覚える前に、2人制・・・

そんな気持ちで2人制3試合に挑みましたが
結果は、ボロボロでズタズタのヘトヘトでした^^

1試合目PLに入り、BUには「大きな先輩」
事前に『外野の打球判定は、すべてPLの責任』と決め
特にフォーメーション等で、戸惑うこともなく
比較的スムーズに試合は終了しました。

2試合目は、自分がBUに入ったのですが
それはそれは、お粗末な結果でした・・・

いい角度をとりながら、できるだけ近づいて

意識して挑んだつもりだったのですが
それ以前に・・・
もっともっと重要なことが出来ていませんでした。

それは・・・

《止まって見てない!》

足は止まっているが、頭がブレてるから
本当の意味で「止まってない」と指摘されました

・プレイの予測が遅い
 ↓
・距離も角度も不十分
 ↓
・プレイが見えず、最後に動く

こんな悪い連鎖が起こるんでしょうね。。。

☆先輩いわく・・・
「プレイの予測」や「距離と角度」は
経験を積んで覚えるしかないけど
「止まる」ことは、自分の意思でできる!
現に「投球判定」の時は、止まってるから
同じことをすればイイんだよ!と・・・

たしかに、本当の意味で「止まる」には勇気が要ります
自分では「止まる」ことは出来てると勘違いし
次のレベルの「距離と角度」を気にしすぎ
最も大切な【基本中の基本】を疎かにしていたようです。。。


そんな時、タイムリーな情報が飛び込んできました。


******

先日、宮崎で開催されたアンパイアスクールに参加してきました。
講師は4名。A委員長、K山さん、Y野さん、S納さんでした。
スクールのスケジュールにはさまざまなメニューがありましたが、
A委員長のおっしゃる5つのポイントにスクールの意図が凝縮されていました。

1.プレーやボールに正対する。

2.止まって見る。

3.角度を意識する。

4.判定を急がない。

5.プレーを待ち受ける。(プレーを追いかけない。)

*****

このメルマガを読んで、あらためて考え直すことができました。
2人制や3人制のフォーメーションを学ぶことよりも先に
このような「基本」を理解し、実践することが何よりも大切なんだと・・・

2010年12月3日金曜日

続・三人制を学ぼう!完結編?

それは・・・・

他の「審判員」の動きも必ず見ることです!

選手(野手・走者)とボールを見ることで
ある程度、プレイを【読む】ことは出来ると思います

しかし、審判員同士で同じ状況であっても
まったく同じ「読み」で動くとは限りません

自分の意思を、相手に伝えてから動くことによって
クルー全員の動きがスムーズになり
余裕を持って次のプレイに対処することが出来ます

余裕があれば、たとえ「読み」が外れたとしても、
慌てることなく冷静に対処する事も出来るでしょう

”打球”と”野手”と”審判員”を見てから
プレイを読み、最適なポジションを先回りし
正確な判定をすることが、最大の目的

審判に求められるのは
正しい《フォーメーション》を守ることでは無いんです!
正しい《ジャッジ》をすることなんです!

しかし・・・

3人制フォーメーションは・・・

まだ上手くまとまらないんです・・・(××)


『4人制から、一人減らした、3人制』
で、考えるからダメなんですね


『2人制から、一人増やした、3人制』
を、考えることにしました^^


3人で、ひとり「Going Out」すれば2人になります

って、ことで・・・

日曜日に、2人制に挑戦してきます!



2010年12月1日水曜日

続・三人制を学ぼう!後編

スタートポジションと「打球判定の責任範囲」を覚えたら
次は、打球を追うか?留まるのか?を判断します

3人制だからといって、打球を追うことに消極的ではダメなのですが
どんな打球もすべて追っていたら、最後まで持ちません^^

そこで、このテクニックを用います。

Pause(ポーズ):打球が打たれたら”一瞬”その場に留まる
Read(リード):打球から目を切り”野手の動き”に注意を傾ける
React(リアクト):次のプレーを”読み”効率的に行動する

《トラブルボール》と判断したなら、迷わず「Going Out」
《イージーボール》と判断したなら、あまり追わず

いい角度をとりながら、できるだけ近づいて

「フェアorファウル」「キャッチorノーキャッチ」を判定します

3人制では「Going Out」 する打球なのか?留まるのか?
この判断が4人制の時よりも、とても重要になります

なぜならば・・・

1塁-2塁-3塁-本塁

この4つのベースをカバーするフォーメーションが
この瞬間にスタートするからなのです

3人でカバーするのか?2人なのか?
もしかしたら1人なんてことも・・・ありえますね^^

では、次のような「打球」をイメージして下さい

(1)ライン際に落ちそうな打球
(2)外野手の正面手前でバウンドしそうな、強い打球
(3)外野手が前進しダイビングキャッチしそうな、低い打球
(4)右中間ど真ん中を破りそうな、大きな打球
(5)2塁ベース後方ややライトよりにあがった、高い打球
(6)ライトフェンスを越えそうな、ホームラン性の打球
(7)外野手の定位置に上がった、平凡な打球

どの打球は「Going Out」すべきなのか?
簡単にイメージできると思います
しかし、実際のグランドではどうでしょうか・・・

少年野球なのか?高校野球なのか?
走者のスピードは?野手の肩の強さは?
グランド設備は?天候は?

その場の条件により変わってきますよね
低学年の少年野球なら、外野フライならトラブルボールなんて・・・ね^^

Pause(ポーズ):Read(リード):React(リアクト)

このテクニックは必ずマスターする必要があります

で・・・もうひとつとても意識しなければならない

最重要課題があります。

それは、なにか・・・


ずばり!


続編で。。。^^


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