2010年1月21日木曜日

「リミング」と「ピボット」



第3版「審判メカニクスハンドブック」で変更され
1BUの動きが新たに追加されました。

◇リミングと言われる技法です

「1BUが、一・ニ塁を結ぶラインの外側から
一・ニ塁のプレイに備える動き」

第2版までは「内野内に移動し・・・」と
ピボット又は、エル字を書く言われる動きですね

今回の改訂によって
「内野内に移動または”リミング”によって・・・」と
どちらの方法で対応してもいいようですが

では、1BUが一・ニ塁のプレイに備えるケースとは

■走者2塁・・・・(a)
■走者3塁・・・・(A)(C)
■走者1・2塁・・(a)
■走者1・3塁・・(a)   (A)(C)
■走者2・3塁・・(a)(a’)(A)(C)
■走者満塁・・・・(a)(a’)(A)(C)


走者無し、走者1塁以外で
3BUor2BUが打球判定を行なうケースになります

具体的には、どんな動きなのか・・・

まだ、経験がないので偉そうな事は言えませんが
実践されている先輩達から教えて頂いた事をまとめてみると

☆メリットは「走者と打球を正面」に見ることができる

レフト線に打球が飛んだ時、「ピボットターン」すると
ターンの瞬間に「ボールから目線が切れる」ので
プレイを見失う事もありうる・・・・

☆打球の「質」と「方向」も判断材料

打球が1-2塁線延長線よりも、レフト側で
1塁でのプレイが起こりにくい打球の時

例えば、レフト線を破ったり、左中間の真ん中を抜けるような
「2塁打」が予測されるような打球に対して行なうようです。

■走者1・2塁・・(a):実際の動きをイメージしてみると

打球が打たれた瞬間にスタートして、1,2塁の中間付近で
「1塁走者の2塁触塁と打球を確認」し、その後打者走者の1塁触塁を
”首を曲げて視線を送るだけ”で確認し、先行して2塁のプレイに備えます。

逆に、1-2塁線延長線よりライト側の打球や
野手がダイレクトキャッチし、1塁への返球がありえる「打球」では
今までの【ピボット・ターン】の方が、メリットが多いように感じます。




打球によって【リミング】と【ピボット】を使い分けるのが
ベストな方法になると思いますが・・・・


今年の大きなテーマになりました。


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