2010年2月25日木曜日

ルール昔話・・・・

昔々、ある寺の和尚さんは、とても困っていました。
子供達がいっつも、この寺に集まり
木の棒を振り回し、丸い球を投げて遊び、寺のモノを壊してしまう
時にはガキ大将同士が、縄張りを主張し
大喧嘩になることもありました。

この寺は、読売村と阪神村の間に存在するのですが
お互いの村は、あまり仲が良くなく争いが絶えません・・・

そこで和尚さんは、考えました!

囲いのある広場を作り、村長が指揮する子供達9人からなる
2つの軍団を、和尚の<権限>の元、ある規則に従って
戦わせることにしました。

各軍団は、相手よりも多くの「得点」を奪った軍団の勝利とする
「ベース・ボール・ゲーム」です^^

囲いの中に、4つのベースを置き
9人が守る場所、打者が立つ場所も決めます。
囲いから、ボールが出て無くなったりしたら
「ボールデット」とし、再度プレイをやり直しする。
打つ順番や、守る場所も両村長・和尚に伝え
本塁前に整列し挨拶でゲームが始まります

この和尚の名は「球審」と申しまして・・・

戦いは、球審の「プレイ」の声で始まり
まず投手が投球する。
その投球を、打つか打たないか打者が選択する。
攻撃側は、まず打者が走者となり、進塁し得点することに務める。
守備側は、打者が走者となるのを防ぎ、
走者になったら、進塁を最小限に留めるように務める。
打者が走者になり、全ての塁を正規に触れたとき、得点を認める。
攻撃側は、3人がアウトになれば、攻守交替する。
これを9回繰り返し、最終的に得点が多いチームが勝利。

いよいよ読売村vs阪神村の戦いが始まります!

「みんな!ボールで遊ぶぞ!プレイ・ボール」

初球・ど真ん中にきた球を、阪神村の1番打者は見逃しました。
球審は大きな声で「打てる球だぞ!ストライク」
次は大きく外れ「悪い球だ!ボール」

今度は打ったけれどとんでもない所に・・・
誰も捕れない「ファール」やり直し!
「プレイ」次の投球は、ど真ん中、しかし打者は見逃し・・・

球審は「3回も打つチャンスがあったのに・・・」
「ストライク3でアウト、次の打者に交代だ」

2番打者も3回空振りしましたが、
この球を捕手が捕れなくて、球は球審の後ろへコロコロと・・・
「これを捕れないんじゃダメだ!内野ゴロと同じ!走っていいぞ!」
慌てて捕手は球を拾い上げ、1塁へ送球。
走者が1塁を踏む前に、1塁手が足をベースに付き送球を捕り
和尚さんの弟子の「塁審」がどっちが速かったか判定しました。
「送球の方が先だ!君はアウト!」

これで2アウト!あと一人アウトにすれば攻撃できると思った読売村の投手は、
なかなか「打てる球」を投げません「ボール・ボール・ボール・ボール」

「四球も逃げてちゃだめだ!BASE ON BALLS」
打者は1塁へ進みました。


続く・・・・かも(^^;)

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